アメリカ横断8日目・グランドキャニオン マーサーポイント


2023.06.11
アメリカ横断8日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。

グランドキャニオンは、世界の七不思議の一つと言われています、そんなグランドキャニオンに36年ぶりにやって来たが、初回はオプショナルツアーでロスからチャーター機でやって来ていたため、見学地は限られていた。グランドキャニオンは、地球が何億年という途方もない歳月をかけて創り出した芸術品とも言え、どんな形容詞を並べても、どんな写真や映像を用意しても、実際にこの大自然を目の前にした時の感動を言葉を並べても収まらず、この驚異を目のあたりにすると、全ての言葉は意味を失います。


やって来たのは、グランドキャニオン観光の中心地ビジターセンターであるが、営業時間は、8:00-12:00となんて不親切なビジターセンターなのだ。


早速マーサーポイントに出向いていこう。30余年前の記憶は残っていないが、あの時も恐らくここに連れてこられたのだと思う。


グランドキャニオンと言えばこの言葉を思い出す、「全てのアメリカ人は生涯に一度、グランドキャニオンを訪れるべき」と言ったのは、第32代ルーズベルト元大統領であったが、拙者に言わせれば「全ての人類は、・・・」の方が正しいだろう。


グランドキャニオンは東西約446kmに広がる大峡谷。元々はコロラド平原でしたが、コロラド川の浸食によって長い年月をかけて形成されました。


先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりを見ることができ、世界で最も化石が見つかる場所としても有名で、岩肌を見ると化石が露出していることもあります。


サンセット

ここマーサーポイント(Mather Point)は、グランドキャニオン国立公園のサウスリムにあるビューポイントで、グランドキャニオン・ビジターセンターから徒歩で行ける事もあり一番メジャーなビューポイントである。初代国立公園局長のステファン・マーサーの名前に由来する。観光雑誌やパンフレットに掲載されているグランドキャニオンの写真の多くは、このマーサーポイントからの撮影ものが多く、サンセット・サンライズ共人気のスポットである。


6/12 今日の日の出は5:11、これに合わせて起床したが、5mほどの風が吹き荒れ、寒くて寒くてじっとしていられない。


気温は恐らく5℃を下回っている位の寒さであった。確かに太陽が出てくる瞬間が綺麗と言われるが、太陽の角度によって岩盤がグラデーションに変化する様子を未届けたい気もあるが、この寒さに負けてしまいこれ以上観ていられなかった。


昨夕見た夕陽の方が綺麗だったな。信じられないことに、大昔この大地は水(大河)に覆われていて、その水の流れや水が運んできた土砂によって岩が切り崩されていきました。これらは、何千年という途方もない期間をかけて雨や風、地殻変動などによる自然の力によって徐々にできあがってきたもので、グランドキャニオンも、はるか未来には今のモニュメントバレーのようになると考えられています。この地を訪れる際には防寒着を忘れずに!

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