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1932 スタンダード・オイル・ガス・ステーション イリノイ州

2023.06.29
アメリカ横断26日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、、再び第1章の続きルート66を使いシカゴまで目指していた。


この先、立ち寄りたいところがあった、ここイリノイ州オデルに立ち寄ったここは、1932年から続く老舗のガソリンスタンド「1932 スタンダード・オイル・ガス・ステーション」で、オデルのルート66沿いに作られた家庭用ガソリンスタンドであった。


今では貴重な「天蓋住宅」という独特の建築スタイルで知られ、歴史を深く感じさせるガソリンスタンドであり、1960年代までガソリンを実際に販売し、その後 1970年代後半まで自動車整備工場となりましたが、その後完全に閉鎖されていた。


現在は地方、州、連邦政府、民間企業とルート66保存委員会の協力によって、創業当時の姿に復元され、オデルのウェルカムセンターになっており、休憩所として利用することもでき、1997年この施設は国家歴史登録財に登録され、2002年にはその年で最も優れたルート66保存プロジェクトに対して、全米歴史ルート66連盟サイラス エイブリー賞を受賞していた。

この施設は、1868年ジョン・D・ロックフェラーが、スタンダード・オイル・カンパニーを設立したもので、1890年、ロックフェラーは、イリノイ州に最初の会社を設立しました。これがスタンダード・オイル・トラスト・カンパニーの始まりであり、やがてアメリカ中の製油所やガソリンスタンドを支配することになっていった。

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