曹洞宗 大本山「永平寺」

2023.12.30


福井県の曹洞宗 大本山「永平寺」にやって来た。


1244年に創建された坐禅の修行道場であり、福井県を代表する観光名所であった。


曹洞宗大本山「永平寺」は、道元禅師によって坐禅修行の道場として開かれていた。本尊は釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来の三世仏で、全国に1万5000もの末寺を抱え、現在でも約200人の修行僧が修行に励んでおり、厳かな空気が流れています。


2016年に参拝後7年ぶりの参拝であった。


樹齢680年といわれる老杉に囲まれた敷地には、「七堂伽藍」をはじめとする70余りの殿堂楼閣が点在しています。


前回体験した坐禅体験の他、写経体験のほかに、泊まりこみで雲水の修業に近い生活を送る参籠や参禅の体験をすることもできると言うが、きょうも何か体験が出来るのかな。




永平寺の見所として絶対に外せないのが、「傘松閣(さんしょうかく)」の天井画であり、156畳敷きの大広間の天井に施された花鳥彩色画であり、別名「天井絵の大広間」と呼ばれ、その数なんと230枚!著名な画家144名による力作である。


永平寺の33万㎡という広大な敷地には70を超える諸堂が存在し、そのうち19の建物が国の重要文化財に指定され、中でも「七堂伽藍」は修行に欠かせない大変重要な建物で、山門、仏殿、法堂、僧堂、大庫院、浴室、東司の7つを意味する。


これら7つの建物は回廊と呼ばれる階段と廊下で結ばれている。永平寺の法堂は説法の道場であり、一般の寺院でいうと本堂に当たります。


今日は年の瀬の晦日であって体験会は行われていなかった。


法堂など写真撮影禁止の場所も多いが、見どころとして上げられるポイントとして1. 永平寺のシンボル、唐門。2.傘松閣の天井画。3.座禅体験。4. 曹洞宗の聖地ともいうべき承陽殿。5. 門前町巡りも大切!


境内では雲水とすれ違うことも多くあり、そんな臨場感を感じながら参拝できるのが永平寺の魅力だが、ここはあくまでも修行道場であり雲水にカメラを向けての撮影は厳禁であった。


漫画「エースを狙え」でこの永平寺が登場していた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?