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マウントラシュモア国立メモリアル公園


2023.06.22
アメリカ横断19日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。


キーストンから車で数分のところにある、マウントラシュモア国立メモリアル公園にやって来た。地図


今回のアメリカ横断旅行では、イエローストーン国立公園、グランドキャニオン、ナイアガラの滝、自由の女神など沢山の目的地がある中、ここも最重要目的地の一つであった。


ここは、TVやガイドブックで見たことがあるアメリカを代表する4人の大領の像が、1745mのラシュモア山の頂上に刻まれた有名な地で、マウントラシュモアが国立公園に指定されたのが1925年、大統領像の製作が始まったのが2年後の1927年で、大統領像があるから国立公園に指定されたわけではなく、意外にも大統領像はサウスダコダ州の観光PRが目的だったそうです。


向かって左から初代大統領ジョージ・ワシントンは、しばしば「建国の父」として称えられている。


第3代大統領トーマス・ジェファーソンは、アメリカ独立宣言の起草者のひとりで有名。


第26代大統領セオドア・ルーズベルトは、日露戦争の停戦を仲介しアメリカ人初のノーベル賞(平和賞)を受賞していた。


第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、民主主義の基礎を築く、南部の奴隷解放が有名で、アメリカ合衆国の歴代大統領の中でも傑出した評価がなされている。


それれの顔の長さは18m、1927年から1941年までの14年間をかけて造られ壮大なモニュメントです。


大統領像を楽しんだ後は、全長約1kmの散歩道を歩けば、グランドビューテラスよりも大統領像を近くで見られ、また違角度からの眺めが楽しめる。


トレイルには、この4人の大統領たちを紹介するボードが随所にあり、これを読みながら歩くと、彼らの偉大な功績を知ることが出来る。


ビジターセンター内には、当初は胸までの像になるはずだった完成予想模型などの展示も見ることがきるが、胸までよりも現行の顔だけの方が良いね。

ジターセンター内には、建造当初の写真や道具なども展示されていた。


またこの4大大統領は紙幣にも登用されていて、1ドル札にジョージ・ワシントン、2ドル札にトーマス・ジェファーソン、5ドル札にエイブラハム・リンカーン、他10ドル札にアレクサンダー・ハミルトン、20ドル札にアンドリュー・ジャクソン、50ドル札にユリシーズ・S・グラント、100ドル札にベンジャミン・フランクリンが使われています。


最後は、ここを訪れベストな写真を撮るタイミングは、午前9時~11時で、大統領たちの顔に影ができずにはっきりとした写真を撮ることができます。


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