地図に無い湖 稲田石前山採掘場跡

2023.12.17 4年ぶりに開催される茨城県笠間市で行われる奇祭「悪態祭」に出掛けることにした。


そこで、祭が始まる前に寄りたいところがあったそこは「地図に無い湖 稲田石 前山採掘場跡」と言う今話題の地だが、よくわからない。この地は日本橋や東京駅をはじめ全国有数の建造物に使用されている最高級石材「稲田石」の採石現場であり、この地は通称「石切山脈」と呼ばれ、純白のみかげ石が階段状に幾重にも重なる扇形の断崖絶壁の姿は、さながら古代要塞か廃城のようと茨城の新名所として人気となっています。


明治32年から100年以上続く「稲田みかげ石」の採石場でその大きさは、東西約10km、南北約5km、地下1.5kmと日本最大規模を誇り、通称「石切山脈」とも呼ばれています。


ここから採掘される石群は、約6000万年前に海底深く、で長時間をかけて冷え固まった花崗岩の一種で世界でも類を見ない際立った白さから別名「白い貴婦人」とも呼ばれ、美しい光沢と優れた耐久性を兼ね備えていることから、日本橋や東京駅、国会議事堂、最高裁判所など、全国有数の歴史的建造物に使用されてきました。入場料300円払い場内へ進んでいこう。別に『プレミアムツアー』(1,000円/要予約)もあるのを知らなかったが、内容は車で場内を案内する約1時間のコースであった。


そんな石切山脈に存在する2つの採石場「前山」と「奥山」があり、そのうち、役割を終え6年前に閉山した前山採石場では、採掘で発生した山の地下水と雨水でうまれた巨大な水溜まりはエメラルドブルー色に湛える湖は「地図に載らない湖」としてSNSなどで今話題の絶景スポットとして注目され、現に今までにも有名アーティストのミュージックビデオの撮影や特撮番組、映画の舞台にもなっていた。


地図に載らない湖がある前山採石場跡はおよそ65mまで地下深く掘られ、そこへ浸み出した地下水や雨水が流れ込み、現在は深さ35mの湖となっているそうです。



この日は、ジップラインを楽しむ愛好家達が楽しむ姿があったが、とてもとても正気では出来るものでは無かった。ここには昨年は2万人以上の方々が見学に来られる人気スポットで、プレミアムツアーに参加すると、運が良ければ、ダイナマイトで岩盤を爆破する貴重な発破シーンに出くわすチャンスもあるらしい。


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