ボイリングリバー　道路閉鎖で幻の温泉となる　イエローストーン国立公園

2023.06.20
アメリカ横断17日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まっていた。

イエローストーン国立公園で楽しみにしていたものに近づいたが、イエローストーン国立公園にはこれだけガイザー(間欠泉)を代表される温泉が沢山あるが、ほとんど全てが入浴には使われず捨てられている、そんな中、唯一入れる温泉があり、その名をボイリングリバーと言います。マンモス・ホット・スプリングスから北口へ向かう89号線沿いの東側、GardnerRiverにかかる橋の200ft南側にあるBoiling River Trailheadから約0.5マイル歩いた地にある。川の岸から高温の湯が湧き出し、川の水と混ざることによって入浴可能な温度帯になる野湯であったが、マンモスエリアから温泉に向かう道が何故か閉鎖されて進めない。こうなれば北の玄関口ガーディナーから南下しようと移動開始するとその道は新設された綺麗な道であった。訳なくガーディナーに到着しお目当ての道路を探すがやっぱり閉鎖されていて進めない。新設された道路、2022年6月の豪雨被害これらのことから道路法面が崩落し通行できなくなり新しく道を作らざるをおえない状況になったと考えられるが、ならば、マンモス側から、ガーディナー側からどちらか一方でいいからボイリングリバーまでの道は作って欲しかったな。最近になって、Googleマップからボイリングリバーのマークが消えていたとなればこの先幻の温泉となってしまったようだ。