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東都筑駅 巨大なミカン形トイレ


2024.07.13 やってきたと言うより気賀駅に向けて走っていたら巨大なミカンのオブジェにウインカーを作動させていた。この巨大なミカンの正体は、「みかん」形の公衆トイレであった。


昭和60年代にブランドとなっている温州みかんの「三ヶ日みかん」の産地であることをPRするために東都筑駅と下尾奈の観光農園前にみかん型観光トイレが設置されたもので、他にも都筑駅には象のトイレ、浜名湖佐久米駅には牛のトイレ、尾奈駅にはウナギ形トイレがあります。
三ヶ日におけるみかん栽培は、江戸時代中期の享保年間(1716年〜1736年)、山田弥右衛門が紀州から紀州みかんの苗を持ち帰り、家の庭先で栽培したのが始まりとされ、その後、天保年間(1830年〜1844年)に加藤権兵衛が三河国吉良地方から 温州みかんの苗を導入、南向きの日当たりの良い斜面を開墾し、段状に切り開いた畑地を利用して種がなく甘みが強い温州みかんの栽培が行なわれてきました。 そうそう肝心の駅はと言えば、無人の駅で、ホームと待合室があるだけの小さな駅で改札などはありません。
この路線は、元国鉄二俣線で、確かに戦時中の東海道本線の迂回路的役目もあったのですが、この地では旅客よりも中京圏へミカン輸送が主であった。
最後にこの「みかん」形トイレを利用させていただいたが、地域住民のおかげで綺麗に保たれていた。

#ミカン形トイレ
#トイレ

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