ブライスキャニオン国立公園 トレイルを歩けることに幸せを感じる ユタ州
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2023.06.15
アメリカ横断12日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴらカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まっていた。
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ザイオン国立公園の素晴らしさの余韻にしたりながらハンドルを握り、ならばもう一軒国立公園を目指し、US89号線を走っているとブライスキャニオン国立公園が近くにあるのを知り、調べると朝日と夕陽の名所でもあり、今からでも夕陽に間に合う為、急遽立ち寄るこにした。ブライスキャニオン国立公園は、グランドキャニオンが含まれるグランドサークル内に位置し「Hoodoo(尖塔群)」と呼ばれる、何億年もの間に石灰石が雨や川の浸食で削り取られ隆起して作り上げられた奇岩群が立ち並び、その特徴的な姿と色彩の鮮やかさ、まさに神秘的な風景を創り出し人気の観光スポットです。
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20時を回ってから国立公園ゲートに差し掛かったら管理人が居らずスルーパスでゲートを通過できた。ゲートは24時間体制ではなく夜間は有料年間パスが無くても入場できてしまうんだ。
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降り続いていた雨が上がったと思ったら虹が現れた。それも綺麗な半円を描きアメリカ級のでかさだ!本来ならサンセットポイントへ行くが、虹を撮る為サンライズポイントで撮影していた。そしてこの地で車中泊をする予定であった。
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2023.06.16
グッモーニン!昨晩は寒くて寝てられなかた。ここは標高約2468m。サンライズポイントへやって来たが、日の出が素晴らしいと言うから期待を込めてやって来たが、そんなに驚くような日の出では無かった。
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現在朝の6時、では園内を見学していこう。ここでは無料のシャトルバスがあるが朝8時からの運行なのでレンタカーで巡ることにしよう。シャトルバス運行時間★8:00-18:00 4/7-5/11,9/25-10/22。★8:00-20:00 5/12-9/24。冬期は休業です。
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まずやって来たのは、観光の中心地ビジターセンターである。地図。
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だが、この時間は営業時間外で入館出来ていなかった。
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ブライスキャニオンの魅力はやはり奇岩群で、長い年月をかけて、風雨による侵食やまた隆起によって形成されたと言われ、高さ数十メートルにもおよぶ土柱が林立するフードゥーは、とても神秘的で、ブライスポイントから見下ろす姿はコンサート会場にたくさんの観客が並んでいるようにも見えます。
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それではそれを確認しに出掛けよう、まず最初にやって来たのは、インスピレーションポイント。地図。
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ブライスキャニオンを眺めるスポットには、サンセットポイント、ブライスポイント、インスピレーションポイントと大きく3つがあげられ、ブライスキャニオンの最も中心に位置するビューポイントがインスピレーション・ポイントだと言われ、そして園内で最も高いところにあるのがアッパーインスピレーションポイントである、
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そこから視界は、巨大な円形劇場を見渡せる視界が広がり、日の当たり方によって色が変わり、様々な景色を作り出します。
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特に黄昏時は美しいと言われ、陽が沈む瞬間にフードゥが赤く染まる頃は特に幻想的な風景となると言うが、残念ながら観ることは出来なかった。
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この場所の特質は、円形劇場だけに収まらず、ブライスキャニオン全体までをも見渡すことのできる場所だけなんです。
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この後、Farview Point、ナチュラルブリッジへ出掛けていた。
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目の間に現れたのは、岩肌が丸くくりぬかれた空洞であり、それも真ん丸いんだ、自然が作り出しと言うから驚きで、名前を「ナチュラル・ブリッジ」と言います。
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足元にはこのナチュラルブリッジの出来る解説板が設置され、穴が出来る過程がよく解った。ここは標高2629mの高地故、1年の半分を雪や氷で閉ざされ、日中にとけた雪や氷が石灰岩の亀裂に染みこみ、夜に凍り、水よりも体積を増した氷が内部から岩を砕き、壁に窓のような穴を開けた姿を作り出していた。
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だが、この穴も将来には、天辺が崩れおちた後、芸術的なフードゥーと成ってしまうそうです。
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又、この国立公園はブライスキャニオンという名になっているが川は流れていない。再び車を走らせると炭化した林に出会した。これは落雷による燃えた跡で、国立公園では人的被害が出ない限り、消火活動などは行わないというルールが存在していた。
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ザイオン国立公園にてリバーサイドトレイルを歩いた為、ここでもトレイルを歩こうと計画していた。この公園の中心は このブライスポイントでここには人気のナバホ・ループ・トレイルコースが存在し、ここを絶対に歩こうとやって来た。
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現在8時だが駐車場は既に満杯状態で、これからは空きを探すのが一苦労となる為、ビジターセンターに車を止め無料シャトルバスで移動した方が楽ですよ。
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今朝は、サンライズ、インスピレーション、ファー、ナチュラルブリッジと渓谷を見下ろしてきたが、その中心はブライスポイントであり、巨大な円形劇場 (Amphitheater) のような地形が間近で観られる事もあり人気のポイントでもある。さあ心と体の準備は整ったトレイルを歩いて行こう。
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コースに穴(窓)が開いているがこれは人工的に開けた物であったが、手で岩を触れるのが嬉しかった。
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分岐点に差し掛かると谷底降りていく人たちが見えるのがウォールコースであるが、勾配がキツい為に往路で使った方が楽と言われている。土柱の足元までいけるトレイルは、類い希な経験が出来ることでウォールコースを進むことにした。
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コースは、周回となっている為どちらのコースを使っても元の位置に戻ってこられる。九十九折りの道を下っていきます。
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土柱を間から見上げると沢山の人が歩いてくるのが解ります、深い谷底に近づくにつれてこんなにもデカかったのかと驚くのも上から見下ろすフードゥーとは全く違うものであり、ここは本当に地球なのかと驚きを隠せなかった。一番のハイライトと言える狭い谷底に着いた。降りるほどに空が狭くなって、フードゥーに光が反射して、辺り一面がほんのりオレンジ色なのです。高い絶壁に挟まれた細い道のことをウォール ストリートと名付けられ、まさにニューヨークのウォール街をイメージさせるようなポイントです。
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ウォールストリートを抜けと開けた場所はコース最深部。
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土柱斜面には草木は生えてませんが、このエリアにはマツ科の針葉樹・ダグラスモミなども生えています。
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この先も歩いていこうと進んだが、地図を持ち合わせていない為、ナバホ・ループ・トレイルコースに戻ってきた。
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元の出発点に戻るにはここから上り坂が続く、岩壁の狭間に架けられた砂岩で出来「二重橋 」を見ることができます。
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現在も勿論風化は進んでおり、100年で1m崩れ去っていくそうで、将来的にはフードゥーは全て崩れ去り平地になるそうだ。
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出発点までもう少しのところでは「雷神のハンマー」「3姉妹」と呼ばれる岩が現れました。
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標高差159mを下り、往復2.2km中級者向きループトレイルは、予想以上に楽しかった。
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目で見る観光より、歩き回る観光の方が拙者には合っていて、このトレイルコースを歩いていなかったのなら、印象に残らない国立公園で終えていたかもしれない。
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ぴったり1時間で駐車場に戻ってこれた。
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ああ!楽しかった。
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