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チェーン オブ ロックス ブリッジ ルート66 イリノイ州


2023.06.28
アメリカ横断25日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、、再び第1章の続きルート66を使いシカゴまで目指すことになった。


アメリカ横断旅行の際に「マザーロード」とも呼ばれるルート 66を巡り、やって来たのは、ルート66の文化的遺産のチェーン オブ ロックス ブリッジであった。地図


チェーン オブ ロックス ブリッジは、アメリカで最も興味深い橋の1つと言われ、雄大なミシシッピ川に架かる約1.6kmの橋の途中では22度に曲がっているという橋を対岸まで歩いて往復しようと言うのも現在は歩行者専用橋となっていた。


橋を歩き始めたが、人気の無いこの空間がなんとも怖のだ、仮に獣が、強盗がこの先にいたらと考えたら逃げ場が無い上、助けを呼んでも誰も来てくれない、まして銃など持っていないからこそ本当にびびり精神で歩いていたんだ。森林帯と言われるチェーンオブ ロックスを抜けると大河のミシシッピー川が現れた、当時としては大規模な事業であったチェーン オブロックス ブリッジの建設費は 250万$掛かったと言われ、橋は5つのトラスと10のスパンで幅40フィート(1200m)の直線の橋で架けられる予定であったが、橋脚の重量を支えるには岩盤の強度が不十分なことから、橋は22度曲げられて作られ、連続する鋼トラス橋としては国内最長の橋の1つであった。橋は、毎日午前9時から日没後30分まで、ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの人々のために開放されています。


1929年に完成すると、ミズーリ州セントルイスとイリノイ州エドワーズビル間の移動時間が短縮され、橋は人類の最も重要な発明の1つと言われていた。



この橋の最も特徴的な特徴の1つは、中央で22度の曲がりこの機能により南行きの川船が流れに沿って橋の橋脚の間を滑り、橋のすぐ南の中流で2つの取水塔に衝突するのを回避することができていた。


チェーン オブロックス橋は1936年にルート66の一部となったが、2,000フィート上流に州間高速道路270号橋の開通により交通量が減少する1968年まで使用され、その後この橋にはこんなエピソードが残されていた。





1970年代、橋は老朽化が進み、陸軍の爆破チームが練習のためだけに橋を爆破するとになったが、スクラップ鉄鋼の価値が急落し、爆破後の回収作業はもはや採算が合わず、幸運にも生き延びていた、近年になっても取り壊すには費用がかかりすぎ、現代の車両を運ぶには狭すぎて、1999年にルート 66自転車道の一部として一般公開されていた。


イリノイ州からミズーリ州と歩き渡ると橋の袂で工事が行われていて、看板を見れば2024年オープンの公園のようだ。だが、現在のこの地にはトイレはおろか売店さえも無い。このチェーンオブ ロックスブリッジは、2006年に国家歴史登録財に登録されていた。この橋はルート66を愛する旅行者だけでなくともとって重要なランドマークであった。


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