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ザ・フォールズ スーフォールズ サウスダコタ州


2023.06.23
アメリカ横断20日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州まで移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。


スー フォールズ Sioux Fallsにやってきた。地図


サウスダコタ州最大の都市であるスーフォールズには、数千年にわたり現在と同じ流路を流れるビッグスー川(Big Sioux River)の滝、「ザ・フォールズ」(The Falls)があり、これを見にやってきた訳だ。


滝と言うから落差のあるあれを想像していたが、現れたのは落差1mほどの滝であった。そして残念なこと生臭い匂いがする川であり、折角の広大な公園も台無しであった。唯一綺麗だなと思ったのは、地域固有のピンク色の珪岩、スークォーツァイトであり、スーフォールズの初期の多くの建物や道路の建設に使われました。この悪臭のため当初この公園で車中泊をしようと決め込んでいましたが、早々とこの地を後にしていた。


2023.06.24
深夜に降った雨は雷を伴い思わず目が覚めるほどであった為、あの滝がどうなっているのか知りたくなり朝一番で出掛けた。
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これは水力を利用した製粉工場跡で、この工場脇には鉄道の側線が複数埋設されていた。


工場は1881年10月25日に操を開始しましたが、最終的に水力が不十分で、小麦の供給も工場の生産能力を満たすのに不十分であった為、1883年4月20日に操業を停止していた。


スーフォールズという街の名前の由来にもなったスー滝は、昨日とは装いが変わっていた。


豪快さこそ無いが、昨日の悪臭も流れ去りこれこそ観光客はもちろんのこと、地元民からも愛される観光スポットと成っていた。


階段状に広がりながら落ちるスー滝は、サウスダコタの自然の優美さとおおらかさを感じさせます。


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