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春菊はシンプルがいい
春菊はお鍋に入れるのが定番だけど
こんなに独特の風味があって、
柔らかくて繊細な野菜を鍋にいれると
なんか味が混ざっちゃって、薄くなって
すぐクタクタになるからもったいなくて。
で結局、またシンプルな食べ方になってしまう。
美味しいものはシンプルが1番、とは
全然思ってないんだけど、味わいたくて。
新鮮なうちにすぐ茹でて食べてしまう。
春菊のおひたし
松江の春菊はしっかり育てるから、茎が太いので
茎から葉っぱを取って水につけて洗う
沸騰したお湯に下からさっと入れてお箸で浸して
すぐザルでお湯を切り、ボールに張った水に入れる
またすぐに水を切り、広げて触れられる温度になるまでおきっぱなし
絞って少し切って胡麻、薄口醤油かポン酢
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冷蔵庫で数日楽しめるかなと思うけど
その日のうちにすぐになくなってしまう。
松江から菜物が届くたび、あまりの野生っぷりに
野菜って食べれる草だ、すごいなーと驚く。
スーパーマーケットで買って食べる野菜には
そんなこと思わないのに。
それくらい迫力がある両親の作った野菜、
冬の家族の健康にほんとに欠かせない。
薬みたいに、身体に染み込ませるように、食べている。
冬の寒い季節にも、
たくさんいろんな種類を作ってくれて
ほんとありがたい。
両親の作った野菜をいつまでも食べていたい。
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