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美容に効果的! ~茹でレンコン~#note大学新入生

今週の薬膳は先週に引き続き、加熱によって効果が変わる食材「レンコン」についてです。
タイトルの通り、レンコンは茹でることによって美肌作りに役に立つ食材の一つになります。

秋や冬の季節は乾燥して、肌が荒れがちな季節です。
本記事を読んで、食生活から美味しく美肌作りのお役に立てたら幸いです。

1. 茹でレンコンの効果について(中医学)

中医学では理血類という血に関する病気を治療する食薬に分類されます。
ここは生と変わらないのですが、茹でることで健脾開胃けんぴかいい養血生肌ようけつせいきといった効果が期待できます。
字面でなんとなく身体に良さそうなのは読み取れますが、意味不明ですね(笑)
なので調べてみました。

健脾開胃けんぴかいい:治療法の一つ。脾の機能を高め、胃の機能を調和する。
脾は身体に栄養を行き渡らせる力があり、これが弱まると胃の機能も落ちます。そうなると食欲不振やげっぷ、吐き気、疲れ、胃もたれといった症状が表れるので、改善したいときに検討する治療法です。

養血生肌ようけつせいき:治療法の一つ。血の不足を補い、肌の生成を促します。

つまり、レンコンは茹でることで生の時と働きが変わり、胃腸の働きを改善し、食欲も増進し、血の不足を補うことで気持ちを安定させ、肌の再生を促します。

生の時は身体の熱を取ったり、血を巡らす働きだったので、加熱で働きが大きく変わりました!
なので、自身の体調に合わせて使ってあげると非常に効果的な食材であり、大変興味深い食材でした。

2. レンコンの具体的な使い方

鮭と根菜のお粥

レンコンは茹でる調理はたくさんありますが、オススメはやはり粥になります。
今回は気を補う鮭も入っているので、バランスが取れていますね。
疲れがちな受験生には特におすすめしたいレシピになります。

3. まとめ

今週は茹でたレンコンについてご紹介させていただきました。
レンコンは茹でることで生の時と働きが変わり、胃腸の働きを改善し、食欲も増進し、血の不足を補うことで気持ちを安定させ、肌の再生を促します。

生は身体を冷やす側面もあるので、お腹が弱い人や白い痰が出やすい人は控えたほうがいいかもしれません。
茹でることで、食欲不振、肌荒れ、精神の安定が期待できるので、これからの受験生には特におすすめしたい食材です。

今週は以上となります。
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