【努力はしてはダメ】モチベーション維持するための4STEP
ダイエット、英語学習、読書、・・・など
「努力しなきゃ」と思っている時点で、その努力は絶対に長続きしません。
世の中の数多くの「努力」が、続かなくて葬り去られたでしょうorz
実は、人間の本能を理解せずに、
「努力」=我慢して頑張ること
のマインドセットのままでは、絶対に失敗してしまいます。
自分個人のモチベーションを上げたい時
チームや会社組織のモチベーションを上げたい時
原理原則は同じです。
人間の特性を理解した、「努力不要のモチベーション維持の方法4STEP」をご紹介して行きます!
**STEP1 そもそもの「マインドセット」を変えよう
**
「モチベーション維持の秘訣」とは?
どういう状態がいいのか?
「努力」=我慢して頑張ること
ではなく、
周りから見たら「努力してすごいね」て言われるけど、
別に自分は努力しているつもりはないという状態
要するに、
無意識にやっている。
習慣化している。
夢中になっている。
これが、最強の「モチベーション維持の状態」です。
まずは、このマインドセットを変えることが大事です。
経験上イメージできると思いますが、こういう状態の人に勝てないですよね?
決して、無理して頑張ろうとしないでください。
STEP2 人は「本能的に変化を嫌う」生き物だと理解しよう
次に、「人間の本能」を理解することが大事です。
「ホメオスタシス」というのはご存知でしょうか?
実は、これが「モチベーション」の正体です。
ホメオスタシスとは、日本語では恒常性(こうじょうせい)維持機能と言われ、
環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的働きのことをいいます。
例えば「暑くなったら、体は勝手に汗をかいて体温調整をする」。
これがホメオスタシスの働き。
私たちは特に意識していないけれど、このホメオスタシスの働きによって、
体は勝手に状態を安定させるように働いてくれています。
「ホメオスタシスが現状維持プログラムとなって、私たちの変化を拒む」
ダイエットでも何でも、変化を起こそうと思えば、
このホメオスタシスという現状維持プログラムが障壁になります。
生きていく上で必要な機能だけれど、変化を起こす時には邪魔になるのです。
■ホメオスタシスの特徴
・現状を維持する無意識の働き
・変化を強烈に嫌う
・我慢して頑張らない方が働く
例えば、原始時代に
* 見知らぬ土地に移動したら争いが起きた
* 怪しい植物を食べたら食中毒になった
* 知らない猛獣に近づいたら襲われた
というような経験を積み重ね、「人は本能的に変化を嫌う」習性になったのでしょう。
STEP3 逆手に取って利用!理想に向かう「ホメオスタシス」を発動させよう
この強烈な現状維持プログラム「ホメオスタシス」を逆手にとって「理想」に向かわせることを意識します。
逆手にとって利用するというのは、
“脳にとっての、「元の状態(現状)」を「理想」に変えてしまう”
”もはや、現状の方が居心地悪くて、早く理想に近づきたい”
ということです。
■ホメオスタシスで理想に向かうと(逆手にとると)
・無意識の間に勝手に努力をしてしまう
・逆に努力を止める方が難しい
という最強の「モチベーション維持」ができるようになります。
「理想」に向かうホメオスタシスを発動させるには、2つの条件があります。
■「理想」に向かうホメオスタシスが働く2つの条件
1. 目標設定をして、理想のセルフイメージを作ること
2. 「現状のリアリティ<理想のリアリティ」とすること
ホメオスタシス によって、
リアリティのある方(元の状態)に戻そうとします。
なので、理想のセルフイメージが、現状を越えることがポイントとなります。
それが、無意識下で「モチベーション」となって勝手に努力できる状態を作ってくれるのです。
ちなみに、かの有名な「イチローの小学6年生の作文」ってまさにこれですよね
STEP4 「理想」のリアリティを維持させよう
とはいえ、
「現状」が、一番リアリティがあるので、戻ってきがちです。
放置していると、人間というのは、目の前の現実に流されるものであり、
理想をイメージできたと思っても、
すぐに理想のリアリティが負けてしまうので、2つのコツを紹介します。
■「現状のリアリティ<理想のリアリティ」維持のコツ
・ビジョンを見えるところに貼るなど、自分でマインドセットを繰り返す
・メンターがいるなら、理想状態をコーチングしてもらう
チームや会社のリーダーであれば、それぞれビジュアライズ出来るくらいに、ビジョンを具体的にしてメンバーに共有することが重要です。
そして、繰り返し伝えて、リアリティを絶やさぬようにして、組織モチベーションを維持させましょう。
ビジョンを共有することは重要だと知っている方は多いと思いますが、
人の本能としても超重要だということが再確認できるのではないでしょうか
そして、何度も刷り込むことが大事であるとか、ビジョンはリアリティが重要であること、それがモチベーションに大きく影響することかが分かったかと思います。
まとめ
最後にまとめると、
STEP1 そもそもの「マインドセット」を変えよう
STEP2 人は「本能的に変化を嫌う」生き物だと理解しよう
STEP3 逆手に取って利用!理想に向かう「ホメオスタシス」を発動させよう
STEP4 「理想」のリアリティを維持させよう
【おまけ】「24時間モチベーション維持」のコツ
毎日行うことを決め、同じことを繰り返し、「無意識」をうまく使う
ことが良いです。
時間や労力を最小限に留め、
より高いパフォーマンスを上げる事が出来るようになります
アスリートがルーティンを決めてトレーニングしたりがその例となります。
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