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第34回 2025年|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

 2025年、日本では大阪・関西万博が予定されています。まだまだ先なんて思っていたこの万博ですが、水面下では様々な準備がスタートをしています。そんな私も「ジェンダーレス・アートエールプロジェクト」という企画に参画させて頂き、これからプロジェクト準備をしていく事となっています。

 最近日本でもやっと「ジェンダーレス」や「ダイバーシティ」などのキーワードが日常的に使われ始め、企業も様々な取り組みに積極的になってきています。カナダではもう既に一般的で何をいまさらと思うかもしれませんが、残念ながら日本の現状はまだまだマジョリティには広まっていないのが現状です。

 カナダで6年過ごした自分だからこそ、いまさらながらの日本での取り組みに違和感を感じることも多いのですが、世の中の意識を変えるには、まずは自分自身も行動を起こさないと変わらないと思いますし、このようなテーマでプロジェクト実行できるのは今からワクワクします。

 今後様々な形でアウトプットを考えておりますので、是非皆さん「ジェンダーレス・アートエールプロジェクト」というキーワードを追っかけてもらえると幸いです!

 ちょうど最近別のプロジェクトでも『夏の約束』藤野 千夜 (著)を読む機会がありました。性的マイノリティをテーマにしているのですが、こんなにさらっと、重たくなく、小説として読める作品はとても衝撃を受けました。第122回芥川賞受賞作品で話題性もありますし、2時間くらいで読める作品なので是非お時間ある方は見てみてください。


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