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第16回 アジアの可能性|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

北米からは遠かったアジア。
 日本に帰って来てから、中国、台湾、香港、韓国など仕事で訪れる機会が増えました。
 世界は今、欧米からアジアへなりつつあるかもしれない。そんな世界の中心になり得るアジアの可能性を上海で見つけてきました。

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今月は中国・上海に出張へ。
 中国は日本のGDPを上回りまだまだ経済成長著しい国ですが、エンターテインメントの視点からは完成度が低いというのが従来の日本サイドの考えだったと思います。実際見た中国のエンターテインメントクオリティは想像をはるかに超え、荒削りながらも自分たちで新しいカルチャーやクリエイティブを作っていく強いバイタリティやパッションをとても感じました。今後エンターテインメントやクリエイティブのクオリティが中国国内でもさらに上がり、100万人を超える都市が200以上ある(日本で例えると神戸市や福岡市が国の中に上記数あると思うとそのマーケットのポテンシャルは計り知れません。)と考えると、コンテンツクオリティと市場の両軸で伸びて行き、その可能性は世界の中心と呼ばざるをえないのかなと感じました。

 アジアだ、中国だと、カナダ向けの雑誌に何を言ってるんだと思ったかもしれませんが、カナダと通じる部分ももちろんありました。それは結果ビジネスで信頼を得るには「人」ということです。いくらカッコイイことをしても、お金を持っていても、自分だけで出来る範囲は限られますし、社会へのインパクトは残せません。どこかの雑誌編集長が「信頼を築くのは時間がかかる、信頼を失うのは一瞬」と明言を残されていましたが、何処の国でビジネスするにも本質は変わりませんね。

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