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宵の煙月

宵の煙月(えんげつ)
曲:なし
歌詞:とよめ

声にならないほど愛してる
音にできないほど愛おしい
不死鳥の羽がひらり


もしもあなたに一目会えるのなら
またあなたと一つになれるなら
明日なんていらない
私なんか消えたっていいの

残った火傷は醜くも美しくて
疼くほどに愛おしい
焼け切れない想いが私を焦がすの

炎心から見える君の笑顔だって
蛍火のような最後のありがとうなんて
もういいの もういいから
私を赦して
永遠の炎炎のような煙月


君のいない夜だって
いつまでも世界は美しい
涙の果てに聞こえたのは
いつだってあの歌だった


もしも貴方の元に帰れるのなら
また貴方と笑い合えるのなら
明日を望める
私なんてそんな単純で

残されたウツワは儚くも穢れてて
焦がれるほどにいじらしい
燃え尽きた命が私を締めるの

炎心から見える君の笑顔だって
蛍火のような最後の愛してるなんて
恐ろしいの 見てられないから
貴方と離れて
永遠の焔焔のような煙月


私のいない夜だって
どこまでも世界は美しい
絶望の果てに聞こえたのは
いつだってこの歌


今日の終わりに貴方が描いた夢を見よう
明日の始まりに貴方の夢を聴こう
華のように愛らしく
怪のように哀らしい
手を取ってくれたあなた
朝へ導いてくれたあなた

貴方がくれた音色を刻んで
貴方が流した言の葉抱いて
愛してるの振動を
私の光へ






















画像は、フリー画像です。

photoACさんの方からお借りしました。

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