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Tabula Rasa Kitcen コンセプト

シェアキッチン【Tabula Rasa Kitchen】に貸し出し基準はございません。
下記内容に共感いただける方のみご連絡下さい。申込前にご理解ください。

Tabula Rasa

 2年以上継続できる飲食店は全体約40%。半数以上が撤退しています。数百万円かかった開業資金は回収できず、高い授業料を払ったと思うかもしれません。それでも再チャレンジ可能なら経験も生かせますが、金融機関が今後の取引を控えるかもしれません。あなたが世間の目や失敗を恥じて躊躇するかもしれません。

 現在の日本では再チャレンジが難しい社会です。しかし2年間の、たった一度の失敗でやりたい事が出来ないのはおかしい。タブラ・ラーサとは、ラテン語で「経験から知識を習得していく」という意味です。大きく成功するためには経験としての失敗が必要です。ここは、必要な失敗が許される場所です。

みんなに心配される店

やりたい事、面白いアイデアがアタマから溢れ出しているとします。事業化しようと相談を持ち掛けると、マニアックすぎる、地方でははやらない、売上が見込めない、前例がないとフタをしようとします。そして修正に修正を加えて、既視感のある、FCのような店が完成します。それなりに経営も軌道に乗るでしょう。しかし、マグマのように溢れ出ていたアイデアは、冷めて固まり沈んでいきます。もったいない。中世コーヒーカップのソーサーは、溢れたコーヒーを受け、飲むためにありました。あなたに必要なのは、溢れ出るものを止めるフタでなく、受け止めるソーサーです。

足りないのはユニークさ

知識、経験、資金、時間、人材。起業に必要な十分条件ですが必要ではない。必要なのは「ユニークさ」。もちろん面白いという意味ですが、他にはない独特のものという意味もあります。ここにしかないものを作りましょう。

共存共栄

1時間当たりの賃料(光熱費含む)は、0円~1,500円です。を既に販路(固定客)がある、余裕資金がある、趣味で利用したい方からは最大の賃料をいただきます。これは、地域のボランティア活動や起業家を一緒に応援してもらいたいからです。「払える人が払える額を」が基本です。ただし0円であっても、原価管理が出来ていない、営業努力が見られない、姿勢に甘えが見られる、相手を尊重する気持ちがない、自分本位な方には撤退していただきます。

社会問題で稼ぎたい

社会では過大な利益を得る「儲ける」と必要な利益を得る「稼ぐ」の区別ができていません。弱者から費用を徴収するのは良しとしない風潮があります。だからボランティアは当然と思われ、必死に頑張る人達は疲弊し、お金を出すだけのマンネリな政策とそれで儲ける人が生まれ、いっこうに解決しない社会問題だけが取り残される。少子化・高齢化・過疎化・貧困・虐待、汚染、見えていないだけで着実に積み重なっています。補助金に頼らず、きちんと対価を得て、問題解決のロールモデルとなって下さい。

繋がり

Tabula Rasa Kitchenでは、占有利用を考えておりません。同じ時間帯であっても分業が可能であれば、Kitchenを2人以上で共有する可能性も出てきます。相手を不快にさせない気づかい、繋がりを持とうと思う前向きな気持ち、相手の為に動く利他の精神は成功の第一歩です。また美味しいクッキーは焼けるがコミュニケーションが苦手な方は他の事業者に販売を委託し、コーヒーを淹れるのが得意な方は料理が得意な事業者とランチ営業など、それぞれの得意分野を生かせるような繋がりも得られるでしょう。

ブリッジハウス

ここはホール・庭・キッチンを揃えたブリッジハウスという建物です。おもしろいものが作りたい、隠れ家が欲しいと集まった3人で管理しています。キッチンについては、ブランド名「Tabula Rasa Kitchen」として私が担当しています。シェアだけでなく、自分たちでBBQをしたり、パンを焼いたり、ただソファーに座ったりと自由に使っています。ここから地域のおもしろい事を発信したいと考えています。

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