「悔いのない選択」をするメソッド! 『選択できる未来をつくる』
今回は、注目の新刊『選択できる未来をつくる』をピックアップします。 人生の岐路に立つような「重要な選択」をする必要があったとき、どのように考えて、選択を行ってきたでしょうか? 「これで人生が決まる」と思ってしまうほど、肩に力が入りすぎて、逆に上手に選べなくなってしまう——。こういったケースは少なくないと思います。今回は、「悔いのない選択をするためのメソッド」が詰まった一冊をご紹介します。
最初のキャリアですべてが決まることはない
16歳でプロテニス選手を志し渡米し、MITとハーバードでロボット工学を研究。グーグル、ネスト、アップルでエンジニアとして活躍したのち、パナソニックへ——。
この経歴を聞いたときに、どんな印象を受けたでしょうか? 現・パナソニック役員を務める著者の松岡陽子氏のキャリアは、あらかじめ周到に計画されたものではまったくありませんでした。しかし、一貫して彼女を動かし続けてきた原動力は、「テクノロジーで人が『なりたい自分』になれるようにする」 というミッションでした。
「これさえやっておけば大丈夫」というような保証されたルートがない時代に、家族が増え、責任が増え、大切なことが増えたがために選択に迷うことは、誰しもが抱える悩みではないでしょうか。
そんな時でも正しい選択をするためには、自分自身の指針(ミッション)を持つことだと、松岡氏は伝えています。
「選択肢と自分の価値観の見える化」で選択は最適化できる!
人生で重要な選択をする際に、松岡氏がいつも利用していた「選択肢と自分の価値観の見える化」は、大きな方向転換や新しいキャリア、未知の世界に踏み込もうとしているすべての人に役立つメソッドです。
例えば、新たな職場を選択する際に、まずは仕事と自分の価値観のカテゴリー化を行います。この後さらにいくつかの手順を踏んだうえで選択肢を比較することで、「客観性」と「自分の気持ち」の両方をカバーした選択が可能になるのです。
本書ではメソッドのさらに詳しい手順と、注意点をあわせて紹介しています。
どう生きる?どう働く?迷うあなたの背中を押す一冊
「どう生きるか、どう働くか」は、どんなに時代が変わっても、多くの人にとって永遠のテーマです。人生の大事な選択に迷ったときに自分自身の指針(ミッション)があることで、選択の最適化がグッとしやすくなるでしょう。
これまでのスキルや経験をふまえた、自分だけのミッションの見つけ方、人生で新しいチャプターに移るタイミングでの、悔いのない選択の仕方についてのヒントが詰まった一冊です。
試し読みは▶︎こちら
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