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文系ビジネスパーソン必読!AIを操る7つの力とは? 『ChatGPT時代の文系AI人材になる』

今回は、『ChatGPT時代の文系AI人材になる』をピックアップします。

著者の前著の『文系AI人材になる』は、「AIはExcelくらい誰もが使うツールになる」という認識のもと、AIの基本について学ぶ内容でした。実際にこの認識が現実となって、ChatGPT以降のAIはコトバで操ることができ、誰もが扱えるものとなりました。

ChatGPTを起点に大きく発展したAIは、今後さらに私たちの仕事や生活を大きく変化させるということを覚悟しなければいけません。

本書では「GPT時代」に、私たちがどのようにして知的生産革命に対応し、自身のAIスキルも向上させていったらよいのか、具体的な方法を解説していきます。

GPT時代の文系AI人材に必要な「7つのチカラ」

近年、AI技術の進歩によって懸念されていた「AI失職」が現実味を帯びてきています。特にGPTの登場によって、「価値を失うスキル」が増え、より広範囲の人々の職を奪いかねないという事態に直面しています。このような状況下で職を失わないためには、「AIを操る7つのチカラ」を十分に身につけることが必要です。

7つの章に渡って本書を読み進めていただくことで、「7つのチカラ」を1つずつ理解することができます。

GPT時代に入り、本当の意味でプログラムや「理系的な専門知識がなくても誰でも」AIを使うことができる 時代になりました。AIを自在に操る人材になり、知的生産革命が起こる「GPT時代」をともに乗り切っていくための方法が本書には詰まっています。

GPT時代のAIを使って「企画を立案」する

では、ここでは7つのチカラのうち、「AIを使った企画力」について少しだけ学んでみましょう。
GPT時代のAIは、 アイデアを量産したり人と壁打ちをすることがとても得意です。

GPT時代のAIをパートナーとしてしたがえることができれば、アイデアを100本、なんなら1000本考え出すこともまったく苦ではなくなります。 「解決したい課題」さえ明確であれば、GPT時代のAIを使って、適したアイデアを誰でも量産できます。

AIによるアイデア量産の「実例」をご紹介しましょう。GPTに企画のもとになるアイデアを作ってもらう具体例です。「大企業における営業が非効率」の課題をAIを使って解決したいという設定で、次のプロンプトをGPTに入力してみるとします。

「あなたはAI活用プランナーです。{ 大企業における営業が非効率 } である課題を解決するために、生成AIを使って新しい価値を生み出すユニークな「企画アイデア」を10個考えてください。企画について100点満点の自己評価をつけてください。また、各企画アイデアの推しポイントを解説してください」

すると、自己採点付きで、見事に企画アイデアを出してくれるのです。GPT時代のAI活用人材としては、自らの頭で課題解決のためのアイデアを出すことも大事ですが、アイデア創出の時点でもAIを活用することをおすすめします。

これを活用すれば、さまざまな問題を解決するためのアイデアが次々と生まれ、企業や組織の成長や改善に寄与できるでしょう。ぜひみなさんもGPT時代のAIを活用して、 アイデア量産を試みてください。

GPT時代のシン・AIキャリアを築くための一冊!

GPT時代のAIは「ことばで動く」ので、文系人材でも自由自在に操ることができます。また、年齢や立場も関係なく、AIの専門家がいなくても誰でもAIを操ることができます

もちろん 「AIを操る7つのチカラ」は、特定の専門職の方に限らず、すべてのビジネスパーソンや学生のみなさんに習得いただけます

また、第7章では、GPTなどを使ったAI事例を紹介していきます。自身が関わっていない他業界の取り組みについても学んで、自社に活かすことが大切です。AIを操るチカラを身につけ、GPT時代のAI事例をインプットし、AIができることの把握やAI企画の考案などに活かしていきましょう。


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