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自分煩悩

今回も記事を書くことに慣れるための練習をする。

noteが提案してくれたテーマでたくさん書こうと思ったが、書くことが見つからずことごとく断念。たぶん人より薄い人生なのだろう。

だが人生が薄くたって書くことはできる。それがnoteのいいところ。テーマはなんだっていい。今回のテーマは「健康」に決めた。

というのも健康診断な待ち時間中にこの記事を書いている。しかも再検査。尻が痛くなるほど座ったまま待たされるストレスで余計に悪化しているのではないかと疑わしいが、乱れた食生活にはおおいに自覚があるため仕方がない。

去年の健康診断の結果も悪かった。要精密検査という結果が出てもそのまま放置していたら、会社からそれなりの叱責を受けた。それぞれに立場と責任があるからね。仕方ないと思いながらも流れた涙はしょっぱかった。塩分摂取が過多だからだろうか。

さすがに気をつけなければと思い、軽いウォーキングを始めるなど、多少の意識の変化はあった。体重が劇的に減るようなことはないが、歩くだけでヒザが痛くなっていたのに今では少しの距離を颯爽と走ることができるようになった。

それでもなお今年の健康診断の結果も再検査だったのだが、数値上は改善してきているようだ。このまま油断することなく継続していきたいと決意を新たにした。自分を応援してあげたい。

それにしても健康診断センターの先生って厳しすぎません?終始面倒臭そうな態度で対応し続けるし、僕を人間として見ていないのではないかと思うほど冷たい言い方をする。友達に仲間外れにされたとかイヤなことでもあったのかなぁ?

まぁ暴飲暴食の限りを尽くす自制心のない甘えた人間に優しくしたらつけ上がるから彼らのためにも厳しく接しましょうとお達しがあったのかもしれない。

確かに僕は自分に甘い。自分が可愛いのだ。夜中にラーメンが食べたいとぐずれば食べさせてやりたいし、食べた後すぐに寝たいと言えば寝させてやりたい。自分のやりたいことは何だって叶えてやりたい。自分煩悩なのである。

もしかして健康診断センターでは自制心の検査もしているのだろうか。自制心の検査で思いっきり引っかかった僕に対して心を鬼にして対応してくれているのかもしれない。だとしたらありがとう。

今日は先生にどんなに冷たくあしらわれても、それは自分の甘さが招いた結果であって、ちゃんと受け止めた上で改善に向けて真摯に努力しようと決意した。そして診察に臨んだ。



再検査の結果は変わらず。改善の兆しはあるのでこのまま継続してさらに頑張っていきましょうということだった。しかも今日の先生、めっちゃ優しい。良かった!

ストレスから解放された僕は健康診断からの帰り道でジャンクフードを大量に買い込んだ。あぁ、なんてダメな人間なんだ…。先生、次からは僕をもっと罵って立ち上がれないようにしてください。僕はどうしようもなくだらしないブタなんです。

ブヒ。

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