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ピクトグラム: MEMEデザイン課題

社会人のためのデザイン学校、MEMEについてはこちらをご参照ください。

コロナの影響で、僕はオンラインで授業を見ているので課題をしてもアウトプットの場がない。

課題をしないと言うのはもったいないので
個人的に課題をこなしてnoteに書くことにしました。
次の授業から実際に行って受けようかとも思っているのでこれで最初で最後かも。

※特に授業内容などには触れていない記事です。

今回の課題

ピクトグラム作成です。
作るものに指定はほぼなく、好きに考えて好きに作るスタイル。
たぶん察するに、いま身の回りにあるものでデザイン解決可能なものをピクトグラムにするか
完全に想像の世界でピクトグラムを作り上げる。
この2択なのかなと思い、後者で作ることにしました。

ほぼ自由と言うことで、自分はARグラスで使う想定で
ひらがな2文字を合字にした特殊図案文字にしました。

事前2回の授業でピクトグラムの概要や作成の
デザイン哲学的なものは習っています。

先生お二人の授業は実践的で
中垣先生のお話は哲学的でした。

まず考えたことのメモ

読み返してみると多岐にわたって色々考えていたし、ここに一番時間を使った。
ブレストする時は大体お酒飲んでて、メモを見返すと何言っているのか分からないことも多いが、たくさんアイデア出せたと思います。
手を動かし始めたらずっとコーヒー飲んでた、そのおかげで思考の整理ができたと思う。

コーディングするときも着手前にどうコードを書くか時間を取って頭の中で考えるので、ものを作る職業の習性として「考える時間を多めにとって手を動かす時間を減らす」と言うことは重要なのだと思う。

以下メモの一部。

・この中のいくつかからピクトグラムを作るか
人の感情、目標までに距離(カテゴリー、距離)、スポーツ、顔の角度を取れる、傾きTILT、移動スピード、天候、予報、ニュース運勢、BADASS具合、感染者数、トータルの人間性、普段の行いや運勢、天気で一つのピクトグラムが出る

・主張が強いものごとって入ってこない、同調できない。なので主張を弱くする。主張が強いと受け止めにくいので、主張は弱める、ジェンダーレス、細くて繊細。
優しい 女性の立ち居振る舞い 自然 海辺
太陽ほど主張がなく山ほど驚異がない
沖縄、ウチナンチュ
主張の少ない、ラインのピクトグラム

・ひらがなをピクトグラムに取り入れたみたいなコンセプトが欲しい

・塗りがないラインタトゥーはそうかも
https://do-tt.jp/tattoo/linework/

・糸

・ARだとベタ塗りしちゃ駄目ってルールができそう
塗ると現実世界のその部分が全く見えなくなってしまうから
・それに反発してベタ塗りで一部だけマスキングみたいなデザインが流行りそう

・ARで地図とかどうなるんだろう
こうならない、見えない部分が出てくるから
https://dribbble.com/shots/8600657-The-Future-of-AR-in-Cars-Directions-Road-Awareness

・これが現実なら発狂する
https://dribbble.com/shots/6674688-2077-AR-Glitch-00

・ルールとしては現実が隠れない線画(ベタ塗りは禁止)

VR - 閉塞空間
AR - 開けた空間

・人間と現実世界を橋渡しする、開けた仮想空間

・幾何学の感覚が人には生まれつきあるらしい

・ゲシュタルト心理学では、人間の注意力は垂直と水平の動きに引きつけられる

参考にした本

デザイン本は読んでいて単純に楽しいので、趣味としてちょこちょこ買っている。下記はもともと持っていた本で参考にしたものになります。

現代図案文字大集成
全然気にしてなかったけど、もとになった本は昭和9年に刊行されたものだそうです。
趣味で買った本ですがとても役に立ち、ひらがな合字ってこともあってレトロ感は欲しかったので参考になりました。

図説 サインとシンボル
アドリアン・フルティガー著、これも昔に気晴らしで買いましたが
実際作るとなると頭に入ってきて面白く読めました。
目的がないと知識って入ってこないものですね。

想定の環境

・ARグラスが普及している世界の想定
・スマホ、Watch、グラスで役割分担がされている想定
・コロナで分断される世界線もあるだろうと想定、全世界対応ではなく日本と言う地域対応

制作したピクトグラムのデザインルール

・視覚に情報を出すので、面は使わない。点か線で作成する
・点や線を構成する素材のイメージは、比較的細い紐のようなもの
・ひらがな2文字、合字縛り
・言葉の意味する形に近づける
・アニメーション前提

ラフ作成

下記YouTubeを参考にグリッドで作成することに。

以下ラフ。

スキャン

スキャン2

成果物

スクリーンショット 2020-08-02 21.12.20

画像1

画像2

エディトリアル使用は可の動画で、非商用の使用なので問題はないと思いますがこちらの動画をお借りしております。念の為。問題があればすぐ消します。表示した店舗名は架空です。
https://pixabay.com/ja/videos/%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E9%80%9A%E3%82%8A-%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E5%B8%82-%E6%B3%8A-44622/

うまく行った点/うまく行かなかった点

うまく行った点
・アイデアとしては良かったのではないか
・久しぶりにAE、AI使った割に使い方覚えていた
・デザイナーさんの大変さを再認識できた
・脳みそ振り絞って脳トレになった
・墨溜まり入れたら少しクオリティ上がった
・途中から曲線と直線の棲み分けを意識した

うまく行かなかった点
・クオリティがでなかった、単純に未熟
・違う文字で同じウェイト感がでなかった
・墨溜まりをもっといい感じにできたと思う
・ルールが多すぎたため、各ピクトグラムで雰囲気が変わってしまった

まとめ

日々の活動や、気になることがぱっと自分の中から出てくるものだなと。
日々やっていることに無駄はなし。

課題が出てから1週間半は頭の中でもんもんと考えて、その後3日間着手したような工数になります。フル人日の3日ではなく休みの日を使って作った感じですね。

実際に考えて手を動かす以外に成長ってないものですね。
デザインって道徳並みに必須教養なのに組み込まれていない義務教育ってどうなのかって感じる機会になっています。

ARグラスは早く普及してほしいですね。
以上、また次回!

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