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「文章の鬼100則」川上徹也著

私が1冊目の本を朗読していたある日。

朗読後に多くのリスナーが集まってくれた。その中でスピーカーに上がってくれたナレーター仲間の藤本さんが、脚本家の今井雅子さんを紹介してくれた。そのご縁がきっかけとなってご紹介くださったのが川上徹也さん。

お顔も名前も知ってはいたけれど、のちにすごい方だとわかった。さらにのちに「カワテツさん」と「トヨコさん」と気軽に呼べる仲に発展する(エロい?)

キャッチコピーのスペシャリストである川上さんのこの本は

多くの執筆者に参考にされるほどわかりやすく文章を書く時のポイント、テクニックを教えてくれている。

「ザ・マイクロコピー」もそうだったが、短い文章の中でいかに相手の心を惹きつけるか?がいかに大事かが書かれている。この中でさすがキャッチコピーのスペシャリストだなぁと思うのが「言葉を化学反応させる」(鬼100則46)今までなかった言葉を組み合わせて新しい概念を作るという技術。

実は、この「耳で読むビジネス書」というタイトルを考えてくれたのがカワテツさん。「目で読む」当たり前を、クラハという新しいSNSの「耳」を使って読む概念を一言で表してくれた。

100則すべてを身に付けるのは難しいが、もくじを眺めながら「ここの技術を取り入れてみようかな」気軽にページを開いてみるのも良さそう。

「文章の鬼100則」川上徹也著

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