ナレーター下間都代子(しもつまとよこ)

アルトボイスであなたの作品をアップデート!ナレーター下間都代子です。 番組ナレーション…

ナレーター下間都代子(しもつまとよこ)

アルトボイスであなたの作品をアップデート!ナレーター下間都代子です。 番組ナレーションやCMの声、阪急電車や京阪電車の声の主。 クラブハウスで「耳ビジ☆耳で読むビジネス書」を主催。声の力を発揮しています! https://altovoice.net

マガジン

  • 詩です。 降ってきたコトバをただ綴るだけ。 マインドフルネスのひとつの手法です。 #ポエ部 #かなとよ

  • うっかりがもたらす幸福論/全国うっかり協会

    実は筋金入りの「うっかり屋」である。趣味でやっているバーの名前も「うっかりバーMOON」という。単なるおっちょこちょいとは思われたくない。 私の言う「うっかり」にはこだわりがあるのだ。 ここで言う「うっかり」とは、同じ失敗でも他人に迷惑をかけず、時には大爆笑さえ誘う心豊かなミスであり、そんな「うっかり」が日常にあることで未来は明るくなる。 「うっかり屋」が集う【全国うっかり協会(勝手に命名)】が、いくつかの事例でもって真のうっかりを提言。明日からあなたも我がうっかりを誇りに思うことだろう。 「うっかり」がもたらす幸福を実感してほしい。 あなたも【全国うっかり協会】の会員になってください😀 会長 しもつまとよこより 会長 下間都代子 副会長 藤原和博氏 名誉顧問 渡邊智子氏

  • 耳ビジチームでチャレンジ

    耳ビジコミュニティでチームを作って活動したものの記録

  • トヨコ自作の短編小説

    ふと閃いた言葉を一気に書き綴った短編小説たちです。

  • 自分でできるボイストレーニング

    ボイストレーニングはコツがわかれば自力でできます。 ①基本のボイトレ②ポジトレ(心と身体がポジティブになるボイトレ) 両方をマスターして、健康な心身を手に入れ、さらに声もアップデートしましょう! 下間都代子LINE公式に登録している方には無料でボイトレの音声データ2種ををプレゼント。 下記のURLからご登録ください。 公式LINEアカウント https://lin.ee/kPonPNi

最近の記事

ひと言の魔法

目覚めは突然やってきた。 あれはなんだったのか? 自分に問うてみるが 流行病のようなもので 魔法のようなもので 現実に戻ってみると なぜ?わたしはここにいるのだろう? 首を傾げるばかりなのだ。   魔法がかかる。 たった一瞬で。たった一言で。 でも 魔法は解けた。 たった一瞬で。たった一言で。 夢から醒めた私はぼんやり過去を思う。 あれはあれで良かった。 自分をなぐさめる。 あれしかなかった。 だからいま私はここにいるけれど 過去は扉を閉じて 未来の扉が

    • バランス

      時々あなたのことがわからなくなる。 右にいったと思えば左にいき 上にいったと思えば下にいる 真ん中ってむずかしい。 握ってください。 もっと強く握ってください。 手を離さないでほしいの。

      • 興味があればそれでいい 見つめて。 さわって。 確かめて。 道ゆく人がなんと思っても 気にしない。 2人の時間は幻のように一瞬で終わるから

        • 誘う口実

          近々の記憶が 近隣に知れ渡り 近親の危機に 禁じられた欲望 緊迫した一夜は 今生の別れに 混沌の最果ての約束 今度の日曜、なにしてる?

        マガジン

        • 134本
        • うっかりがもたらす幸福論/全国うっかり協会
          22本
        • 耳ビジチームでチャレンジ
          5本
        • トヨコ自作の短編小説
          4本
        • 自分でできるボイストレーニング
          8本
        • モグモグ朗読〜朗読を味わおう〜
          4本

        記事

          夏の終わり

          とびきりの夏。 これきりの夏。 飛び込んでみたい。 あとさき考えずに。 自由でいいとあなたは言った。 自由にしてるとわたしは言った。 本当の自由はどこにある? 指きりの夏。 それきりの夏。 忘れたふりをしてみたい。 昨夜のことも今朝のことも。 幸せだよとあなたは言った。 幸せにしてとわたしは言った。 本当の幸せはどこにある? 夏が終わる

          湖に沈む前

          神さまを信じることをやめたとき 暗い森から抜け出せた 不思議なのはあなただけが ずっと私を見ていてくれたこと 言葉はなくて視線で話しかけてくれた 想いが伝わる甘い視線は バターのように私の心を溶かしてくれる あなたはだれ? 神さまを信じることをやめたとき 湖は静かに私を迎えた 意外なのはあなただけが 裸足の私に寄り添ってくれたこと 左手で傷をさすってくれた 冷たい水がとろとろと私のふくらはぎを包む このまま身を潜めて良いよと私を促す あなたはだれ? あなたはどこにいて

          満ちるとき

          がんばっても満たされない うらやんでも満たされない 満ちるために必要なのは 心のままに生きること わたしはわたしと讃えること この世の中にじぶんを必要としてくれる人がいる それだけでも幸せ 悔しい気持ちを受け止めて かなりがんばった自分をほめてあげ きのうのわたしをすでに過去のことととらえ 今日をまたいきるだけ いつか死ぬ日がきたときは じふんを愛せたかどうか少しだけ振り返り 満たされた人生であったと 手を合わせて逝きたい

          治らない傷

          もう一度会いたいと思う人がいる あの日の海のキラキラを 2人で笑ったあの夏の日を 2度と会えないと知りながら また会いたいと思い出す ホルダーの中の写真は 今でもいつでもそこにある 悲しいときも嬉しいときも 写真を支えにしようねと言った その人はもういないけれど 夢のような時間はすでに過去のものとなり ほとんど思い出さなくなり でも時折り ほんの少しだけ 心の傷がうずくのだ また会いたいと思う人の わたしの傷は大切な思い出 忘れたくないから治らない 治したくないから忘れ

          知らなくていいこと

          変わることは悪いことではない。 進化することは素晴らしいことだと思う。 昨日の想い 半年前の想い 1年前の想い どれも本当の気持ち 想いは変わる。一瞬で。 期待は変わる。一瞬で。 願いは変わる。忘れてしまう。 幸せの基準は変わる。忘れてしまう。 それを誰が責められるのか。 受け止める。 謝る。 疑問は消えないけれど それを知って何になるのか。 これからを歩く。 あした、私たちが離れ離れになろうとも 幸せはいつかまたやってくる。 傷ついた心は 自分で治すしかない

          独り言

          調子に乗ってるんじゃないよ ここを見てごらん あんたがつけた傷跡だよ まだ治ってないよ 治せるものなら治したいよ 治し方を知りたいよ 治せるのはあんただけだよ 治してほしいのよ まだ傷があるって知って欲しいのよ 傷のことはどうでもいいのよ あたしがここにいると気づいてほしいのよ つらくて かなしくて まだだめなのよ ぜんぶ傷のせいにする 治したくない。 このままでいい。 傷とともに。あたしはここに。 あしたは晴れるかな おやすみ

          打ち明けてしまう あなたの前では 今の気持ち 恥ずかしいほどに嬉しく 狂おしいほどに愛しく 幸せなときは 切ないほどに涙が溢れ 子どものように泣きじゃくる 髪を撫でてくれる手が欲しいから

          三日月

          完璧を求めていた 希望を見出していた 彷徨うだけの人生に終止符 変わらない日々は過去の話 距離はすでに遠ざかり 色褪せた思い出は雲の彼方に 疼くはずなどない 残痛などあるはずない 真実はひとつ 三日月のように鋭く細く 傷跡がここにあるだけ

          ポエ部8月のリーディング集会

          本日20:30からはポエ部集会です。 ポエムを書いた人も書いてない人も ポエムの面白さをお伝えしたいのでお集まりください❤️ 👇 トピック: ポエ部リーディング集会 時刻: 2024年8月30日 08:30 PM 大阪、札幌、東京 参加 Zoom ミーティング https://us06web.zoom.us/j/88923244589?pwd=mWppWKzMYn9T3H2WIU48R5gtnAEaRk.1 ミーティング ID: 889 2324 4589 パスコ

          待ちぼうけ

          茫然として待つのは 暗闇から現れるはずの光 くよくよしながら待つのは 曇り空の向こうにあるはずの太陽 めそめそしながら待つのは 蘇るかもしれない金魚の死骸 うつうつしながら待つのは やめてほしいと思う嘘のなかの真実 あなたの心の中にある光も真実も 待ちたくて待っているけど 途方に暮れるほど長く待っている

          儀式「洗う」

          わたしにとって大切なのは 孤独でないことだ あれこれ妄想し苦しむことなく 信じられることだ しかし 現実は孤独で 妄想に苦しみ 信じられないことだらけ 5秒前は幸せだったのに 今は辛い悲しい この悲しみから抜け出す方法はあるのか たったひとつだけある。 人と関わらないこと 一瞬の喜びや幸せが欲しくて つい人と関わってしまう 主人を待つ犬のように尻尾を振ってしまう バカな私が大嫌い シャワーを頭から浴びる 涙なのかシャワーなのかもうどちらでもいい 洗い流す 目をぎゅっと

          蒸しパンの小さな穴 夏の土に無数にある蟻の穴 地獄谷のポコポコしてる穴 すべては苦しみの抜け穴 穴さえ開けば助かる もらうことのなかった愛を穴に通して 受け流せばそれで良い