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【寮紹介】トヨタ自動車 田中清風寮に住んでみて感じたこと

こんにちは。ベーコンです。


このnoteでは、元トヨタ社員の私がトヨタのことを色々語っていきます。

この記事では、トヨタ自動車の田中清風寮という寮について、アクセスや間取り等、実際に住んでみた感想を含めて紹介していきたいと思います。

田中清風寮は、私がトヨタに入社して初めて入った寮でした。

この寮はトヨタの寮らしく、安定のボロさ、汚さです。

この寮に入って初めて気づかされたのですが、住む場所の質は生活の質と直結しています。

ですから、どんなとこに住むのかといった観点を就職先を選ぶ視点の1つとして持っておくことをオススメします。

トヨタの寮全般を紹介している記事もありますので、まだ見ていない方はそちらも見ていただければと思います。

田中清風寮概要

田中清風寮は、愛知県豊田市田中町にあるトヨタ自動車の寮で、期間工から大卒まで、様々な人が住んでいます。

間取り、設備

間取りをざっくり描いてみました。

部屋が4つと、共用の洗面台、トイレ(ウォシュレット付き)、洗濯機があります。

各部屋は結構狭く、5畳程度だった気がします。

そこにベッドと収納があるので、生活スペースはかなり狭いです。

この空間で4人で生活する、いわゆるシェアハウスのような構造となっています。

もちろん各部屋には鍵があり、ある程度はプライベートが確保されているので安心してください。

大浴場が2か所あり、片方にはサウナもあります。

24時間使えるシャワーもあり、風呂が開いていないときはこちらを利用します。

風呂上りに体を拭いて出るという文化がないため、脱衣所はベチャベチャでめっちゃ臭いです。

トレーニングルームっぽいスペースもありますが、せいぜい懸垂ができる程度で、ほとんど利用されていません。

食堂もあり、ご飯とみそ汁はお替り自由です。値段は定食で450円くらいとかなり安いです。

メニューは揚げ物や肉がメインで、あまり好きじゃないという人も多かったのですが、個人的にはガッツリ食べられるので好きでした。

アクセスについて

これは豊田市に住むという時点でどうしようもないことなのですが、交通の便は非常に悪いです。

最寄り駅は土橋駅という駅なのですが、歩いて30分はかかります。

ですので、乗り合いでタクシーを利用する人が多かったです。

貧乏性の私は、いい運動だと自分に言い聞かせて毎回歩いていました。

東名豊田ICが近いため、高速バスのバス停は徒歩15分と近いです。

このバスに乗れば1本で名古屋駅やセントレア空港まで行けるので、そこは便利かなと思います。

周辺のお店について

寮周辺のお店ですが、コンビニやスーパーが歩いて5分程度の所にあり、割と便利です。

また、ココイチやファミレスも近くにあります。

特においしい店があるわけではないのですが、寮の近くにある「三浦家」という定食屋の唐揚げは、かなりデカいので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

「日本で3番目にでかい唐揚げ」らしいです。

家賃について

気になる家賃ですが、水道・光熱費込みで1万円ちょいくらいです。

駐車場代はタダですが、1台しか保有することができません。

バイク+車の2台持ちもNGです。

住んでみてよかった点・悪かった点

最後に、私自身の感想ではあるのですが、よかった点と悪かった点について紹介します。

よかった点

仲のよい同期ができることがこの寮の最大のメリットかと思います。

4人でシェアハウスをしているような感覚なので、一緒に飲みに行ったり合コンに行ったりする中でかなり仲良くなれます。

実際、ここで出会った同期とは今でもたまに連絡を取り合ったりしています。

悪かった点

狭い・ボロい。これに尽きます。

私はそこまで物が多い方ではないのですが、それでもスペースはギリギリでした。

また、駅から遠いのも最悪でした。

駅まで行くのが面倒なので、最終的には名古屋へ行くことも減っていき、寮で廃人のような生活を送っていたこともありました。

寮のパンフレットには「うるおいのある寮生活を」と書いてあったのですが、残念ながら私自身は一度もうるおいを感じることはできませんでした。

まとめ

以上、田中清風寮の紹介でした。

田中清風寮はトヨタの寮の中でもハズレの部類に当たるかと思いますので、トヨタに入社する際はこの寮に住むことを想定しておけば、他の寮だとしても落胆することはないでしょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。


ではまた!


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