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問われるベストテン第一位

このnoteの書くネタについて、いつもアンテナを張って生活しています。
そのおかげか、物事をより考えて見るようになったり、自分なりの意見がグルグルと頭の中で巡るようになりました。

時間を棒に振るようなことはせず、考えて生きられているような感覚です。

かといって深く考えてないけどね😜

お便りきてます!

 ・西尾市・Kさん(自営業)
いつもこのnote読んでくださって、ご意見を頂いてます。現会員のご紹介で、S.A.C.の活動や想いにご興味や関心を持ってくださってます。ありがたいことです。日が経ってしまいましたが、僕なりに答えさせてもらいますね☺️

 1年・2年生の年子でサッカーをやっています。
次男はやる気スイッチが入る時と入らない時があるが、運動のセンスは長男よりありそう。次男のスイッチが入れば、長男を超えて行きそうな気がします。
 そうした2人をどういう風に見て行けばいいのかなという、不安がある。
 闘争心や負けん気が全く見られない彼らに、何が合っている、合っていない、悔しいという気持ちをもたせる為には、どういう風に持っていけばいいのかと思っています。
 親が導くことじゃないかもしれないけど、上手くなりたいとか、そういう気持ちをもっと持って欲しくって。。。
10月20日Instagramでのやり取りより


順番に追って行きたいと思います。

 ・まず、兄弟同じサッカーであるべきだったのか。
→僕の地元は超絶田舎だったので、スポーツの習い事が野球か水泳かにほぼ限定されていたので、そうした環境下でなければ、思いつくスポーツの体験教室にいくといろんな経験や考えが出てきます。

 ・運動のセンスについて、専門家やデータで測ってみたか。
→上の文章に付随してきますが、得て不得手はやはり個人差と生活環境が影響します。親御さんの遺伝子は受け継いでいますが、運動については似通う「傾向」があるという捉え方の方が良いです。S.A.C.に体験に来られてお話する親御さんも、「私や父親に似て○○なので。」という、断定をなさってくる方がいますが、幼児〜中学校くらいまでは、先に出た生活環境や体験の場の数でいくらでも塗り替えられます。これが世にいうゴールデンエイジです。

 ・やる気スイッチについて
→これは後述します。

 ・2人をどう見ていけばいいか、不安になる。
→不安なのは、まずその子たちそれぞれがどういう人間に育ってほしいかを今一度考えてみてあげてください。そこが曖昧だったり、ぶれていたりすると、余計に未来が見えなくなるので不安がどんどん付き纏います。めっちゃ難しく考えなくても、人に優しい子にだとか、ちゃんと挨拶ができる子になってほしいなど、一番シンプルでご自身が考えられるものの方が成長の物差しとして見えやすいですよ。それがこのサッカーチームで叶うのか叶わないのかを見極めるといいですね。

 ・闘争心や負けん気、悔しい思いが見られない。うまくなりたいという気持ちをもっと持ってほしい。
→野球チームやサッカーチームの方に、よく相談いただく悩みです。
監督やコーチ・保護者・そして子どもたちそれぞれの考えが合致していないと、これは見えにくいと思います。名門と言われるチームであればあるほど、この連携がうまく行き、それぞれのチームの目標に向かって役割を果たしていると思います。そもそもチームとして、頑な目標があるかどうかも必須です。今一度考えてみるのもいいかもしれません。


やる気スイッチってあるの?

いつかの学習塾のcmのように、パチっと押せるスイッチがあるといいなぁ。
ちなみに、やる気スイッチの押し方教えてくださいというご質問、めっちゃいただきます。

それぞれの子どもたち、それぞれに個性があるので答えがないって言ったらアカンすか?😂

家庭(生活)環境、スポーツ環境、学習環境、そして経験です。
よくお答えするのが、結局6割くらいはこれらの環境次第です。
下の例はサッカーに依った物ですが、他の競技とも当てはめてみてください。

 ○父も母もサッカー好きで、お家でもプロサッカーの試合を見ている。なんならお休みの日や時間が許す時は近くの公園へ一緒にボールを蹴りにいく。1日にサッカーに触れる機会が多い。

 ○もうチームに所属していて、チームメイトたちも向上心が強く、仲は良いけど互いにライバル視できるようなチーム。はっきりと言わなくても、チーム全体がそうした体制をとっている。
チームの組織の仕方が、極端にいうとエンジョイであるのか、競技志向であるのか。保護者がここを掴んでいないと子どもとの温度差が生まれやすい。

 ○学校の勉強はもちろんですが、その競技に対しての勉強も必要。学校の勉強とスポーツの勉強は相互関係です。ぜひ小学生のうちに分析などを行うと良いです。特にサッカーなどは、相手や味方がある競技なので考えがないとプレーはできません。単にボールを蹴る、それが楽しいというのであればチームに所属しない方が得策になる場合もあります。

 長々と書いてしまいましたが、これぐらいのプロセスがないと子どもたちにやる気や動機づけって難しいです。大人でさえ、意志がぐらついてしまう人が大半なので。

 経験については、人間は当たり前ですが過去の経験から今が成り立っています。過去にどれだけ心が動かされるような大きな経験やジャンルレスな経験をしてきたかで、心の容量が変わってきますし、経験のおかげで未来をどうするかを必ず考えられる頭も育ちます。

 単一競技に触れているのは一長一短あります。しかしその競技だけ練習しても、飛躍した話かもしれませんが、世界レベルにはなれません。どの競技にも必ず体づくりや大会へのメンタルの準備など、競技の技だけではカバーできないものがついてきます。それらを乗り越える為には、その競技以外での経験が、学びが必要なんです。例に漏れず、今活躍されている、各スポーツ選手の経歴などぜひ調べて学んでみてください。

先に挙げましたが、やる気スイッチの見つけ方(育て方)は、まず保護者がその子がどう育って欲しいか。
それに向かっていけば、道は広がっていくと思います🤗
もしかしたら、違う競技や物事で花が開く可能性も出てきますよ。

その方がきっと子どもたちの人生、楽しいはずです✨

こんなテーマの話を読んでみたいと思った方は、また教えてください!

たまには真面目なこと書くよ!

スポーツに、できること。
S.A.C.ちびっ子教室
吉谷 康志


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