ダイハツ社長退任、トヨタ本部長がダイハツ社長就任

ダイハツは不正問題により社長が退任し、トヨタ本部長が社長へ就任することがわかった。
この体制変更は3/1付で行われる。

●今回の狙い
「小型車を中心としたモビリティカンパニー」という原点に立ち返り、新体制で生まれ変わる必要がある。
また、今回の認証不正の根本は身の丈を越えた負荷を現場に強いたことがある。そのため、ダイハツの立て直しにあたっては、経営が現場に降りていき、現場に主権を取り戻す経営をできる体制が必要だと考え、今回の体制を検討・決定。

●新体制について
社長
現在、トヨタで中南米本部の本部長を務める井上さん

副社長
星加副社長に加えてトヨタ自動車九州の桑田さん

新・社長の井上さんはトヨタ在籍期間の半分を海外で過ごし、現地コミュニケーションを取り「地域経営の再構築」を推進。自ら現場へ降りて自分から話しかけ、信頼を勝ち得ないと本音を聞き出せないことを経験している。

この経験を通じて新生ダイハツとしてどう建て直るか楽しみである。
実際に経営と現場の乖離ポイントがどこで、どのように改善していくのかレポーティングしてくれるとよりいいなと思う。