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お酒弱いっていいことなのかもね

栄養学と生化学が大好きな豊田浩史です。
普段はパーソナルトレーナーやサプリメント開発に携わっています。

今回は「お酒の弱いことの利点」についてちょっぴり解説します。

筆者のような大学生だと、周りにはお酒を飲むことに学生生活の4年間を費やす人もいるものです。

彼らの住む世界では、”お酒の強さ=ステータス”です。
しかし、そのステータスが将来には重荷になるかもしれません。

このnoteを読んでいる方は、体内でアルコールが酢酸に変化するまでアルコール脱水素酵素とアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が関わってくることは説明しなくても良いと思います。

アルデヒド脱水素酵素にはALDH1とALDH2があります。
特にALDH2はミトコンドリアに存在していて、摂取したアルコールを酢酸にするために必須の酵素になります。

しかし、日本人の10%はこのALDH2の遺伝子が欠損しています。
ちなみに白人は1%しか欠損していません。
この遺伝子が欠損している人はアルコールが体内で処理できないため、アルコールを飲むことができません。

このような人はビールを約50ml飲むだけで顔が真っ赤になります。

だた裏を返せば、将来的に肝硬変などのお酒による害に悩まされなくても良いということです。

人生100年時代の現代では逆に有利かもしれません。

ものは捉え方で良いようにも悪いようにも変わりますね。


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