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生き物の奥行き

前回は施術は特別なことじゃないについてお話しました。
先日、自然が豊かな場所に行きました。その時に感じた事です。

山の上にある公園に行きました。
ロープウェーに乗って山頂まで行ったのですが、海、街、山を一望できるよう状況でした。

ビルが立ち並ぶ空間と山。この2つの “空間の奥行き“ に明らかな違いがあることを感じました。

体積は同等の空間でも

同じ面積に同じ高さのビルと自然があった場合、空間の体積は同じだとしても、その中に存在する表面積は桁違いだということに気がつきました。

植物はその高さ幅と同等かそれ以上の根を深く広く張ります。そして、根の周りはたくさんの生物が生きている場所です。目に見えている空間以上に壮大な世界が広がっています。

どこまでが私?

私たちを含めた動植物の身体は、個体と捉えることも無数の生物の集合体と見ることもできます。生物の存在分、体表面積は増え、それだけ多くの情報が存在します。存在の数だけ情報の共有も絶えず行われています。

目の前に存在する1つの空間に限りない可能性を見ることができ、世界にじんわりと自分が染み込んでいきました。

そして、人が見て思い描く世界に大きな可能性を感じました。

今回はまた抽象的な内容になりましたが、
空間にあるエネルギー量、情報量は、存在する生き物の数でそもそも違い、そこを認識、創造する自分次第でも、さらに無限な可能性が拓くのだろうなと感じました。

次回は替えが効かないものについてお話しします。

豊田玲子(遊びたい、身体大好き)
理学療法士 パーソナルトレーナー
2012 IFBB World Chanpionship Body Fitness 日本代表

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