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シリーズ企画「ひとり情シスを救いたい」ひとりで悩まないで⑤

中小企業でのデジタル化課題は騒がれておりますが複雑な人間関係、規模や業種、興味や方向性などの観点から簡単には解決出来にくい部分でもあります。

特に中小企業では人員、予算の関係で「ひとり情シス」に頼らざる得ない状況。そんな多くの現場を見て来た経験と自身の経験からシリーズ企画として「ひとり情シスを救いたい」と題して関係者へのアドバイスや応援内容を言語化してみます。


実はIT担当者は料理好きが多いと言う事実

少し脱線して雑学的なお話を
確実なエビデンス(証拠)がある訳では無いですが、界隈では確認出来ている内容です。「料理好きだから必ず家で料理を作る」と言う訳では無く「料理好き」であると言うお話です。

後付けでの理由は簡単です。
料理はクリエイティブな作業であり、しかも段取りが多く結構複雑な処理になります。その上結果を出すためにはキチンとしたスケジュール(タスク管理)が必要で一見アナログ的な作業に見えますが、業務をアルゴリズムに従って組立てると言う作業はデジタル的な処理でもあります。

そんなロジカルでクリエイティブな料理作りはまさに
ITエンジニア業務との共通点もありそうです。

この辺からもちょっと拡大解釈かもですが
個人的見解としてIT担当者は男性よりも女性の方が得意なのでは無いかと思っております。

何故か企業のIT担当は比較的男性が多い印象ですが、運用以外の管理については女性の方が向いているのでは無いかと感じております。(女性の方が問題意識は高い印象)

男女感覚で話すと少し大括りすぎますが、男性が運用面を取り仕切り女性が管理面を任される
なんと無く上手く回る様な気がします。

この様に考えると、中小製造業などのIT管理部門には女性登用と言う線もありなのかと感じています。弊社のコンサル先でも同様に進めており
管理面に女性担当者(台帳などの履歴管理やマニュアル整備)に進めてもらい運用を男性がサポートこんな座組での運営も上手く回す仕組みになりそうです。是非一考あれ

救世主はX「旧Twitter」上に存在します、ひとりで悩まないで

多くの企業担当者とお話しする中「ひとり情シス」と言われるような中小企業内でのシステム担当者は結構課題をひとりで悩むケースも多いように見受けられます。

少なくとも他の社員よりはデジタル知識はあり情報収集には余念はありませんがあまり横のつながり等は結構苦手な傾向もある様子です。
※あくまでも私の接する状況下での見立てです。

また企業内の状況や環境下でSNSの積極利用を推奨していない企業もあるようでSNSを活用した情報発信や情報共有などは限定的な感じも見受けられます。

そうなると、結構孤立化してしまう場合も多く見受けられます。
孤立化してしまうとどうなるか?情報も内向きになり、他社でも同様に起きているような問題でも「社内だけ、自分だけ」と抱え込んで負のループに陥いる場合も出て来ます。

そんな際にお伝えしている内容は
「あなたの困ったは既に解決できる誰かがいます」
ここのブログもそうですし、同様のお悩みや解決策を持った経験者がSNS上には沢山いると言う事実です。

特にX(旧Twitter)上などでは、これらの関係者のつながりは結構頻繁にやり取りされています。
・悩みを相談したり
・グチを言い合っていたり
・励ましたり励まされたり

1番重要な気付きとしては
「同じ悩みで悩んでいる人が大勢いる」「悩んでいるのは自分だけでは無い」こんなことが共有出来るだけで「目の前のプレッシャー」から少しだけ解放されるかもです。

仮に具体的な解決までは至らなくても
「こんな上司で悩んでいる」「会社がデジタル推進に消極的」………諸々
先ずはこの辺の共有が出来るだけでも一歩前進でこれこそ「まちの総務」が目指すべき共助の世界になります。

先ずはX(旧Twitter)に触れたことない方は触れて見ましょう。
ただし出来る限り「煽り情報やディスり情報などネガティブ情報は無視」
玉石混合の何でもありの情報サイトではありますが情報をしっかり選別して進める事で有用な情報ツールになります。

まだ使っていない方や、何と無く見るだけの方は「🔍」マークに「情シス」とか「ひとり情シス」など検索して見て下さい。多くの情報に行き着くと思います。私自身もここで結構救われています、是非一歩踏み出しましょう。

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