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あなたのNetfixで埋もれているかもしれない良作たち【映画のアウトプット】

映画、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメなどなど、あらゆる良作が配信されているNetfilx。
配信作品数は未公開ですが、とんでもない数が配信されています。
今回は、そんなNetfilxで、もしかしたらあなたのNetfilxの中で埋もれているかもしれないオススメの映画を5選、紹介したいと思います。
※7月19日現在


ラブ&モンスターズ

2020年/監督:マイケル・マシューズ/Netfilx
ストーリー
地上は巨大化した生物に支配され、絶滅の危機に陥った人類は地下での生活を余儀なくされていた。生存者の1人であるジョエルは、パニックの中で生き別れた恋人エイミーが生きていることを無線を通じて知り、彼女に会いに行くことを決意。約130キロ離れた場所にあるコロニーを目指し、死と隣り合わせの危険な旅を続けるが……。

第93回アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされているのもうなずける、巨大化生物たちの造形はお見事で、その生物から「逃げる」「戦う」のサバイバルは必見。
気弱な主人公は、恋人に会いたい一心で、なりふり構わず仲間たちの反対を押し切って巨大生物がはびこる地上へ。愛の力は何よりも強いんだ!と言わんばかりに、勢いで恋人のもとへ走る。誰から見ても、無理ゲーなわけです。
しかし旅の途中、相棒になるワンコと出会ったり、サバイバル親子から地上を生き抜く術を学んだり、少しずつ心身ともに成長していきます。
シンプルなストーリーではあるものの、わたくし、思わず涙してしまうシーンもございました。
一見モンスターパニック映画になりそうな映画ですが、人間模様がしっかり描かれていて、ストーリー展開もばっちりです。
もっと評価されても良い映画!

アーミー・オブ・シーブス

2021年/監督:マティアス・シュヴァイクホファー/Netfilx
ストーリー
ザック・スナイダー監督によるゾンビアクション『アーミー・オブ・ザ・デッド』の前日譚となるクライムコメディ。同作で印象を残したドイツ人鍵師ルドウィックを主人公に、マティアス・シュバイクホファーが引き続き同役を演じ、自ら監督も務めた。アメリカでゾンビが大量発生しはじめた頃。ドイツで銀行員として働きながら金庫破りの腕を磨くセバスティアンは、謎の女性グウェンから声を掛けられる。彼女は凄腕のスリ師で、自分たちの銀行強盗団にセバスティアンをスカウト。セバスティアンは個性的な強盗団のメンバーたちと共に欧州各地をめぐり、難攻不落と名高い3つの金庫を狙うが……。

Netfilxで、「ザック・スナイダー監督作品が配信される!」と注目された映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』。
この作品、迫力満点で全編通して超面白いんですが、主人公率いるチームの一員の中でも、群を抜いて大好きになったキャラクターがいました。「ディーター」という金庫破りの鍵師。
屈強な仲間たちとは違い、ひょろっとした体系で、頼りがいはないが憎めないキャラクター。そんな彼は、金庫破りとなれば、その才能を開花させます。
私は『アーミー・オブ・ザ・デッド』鑑賞後、ずっと頭から離れなかったのがディーターでした。
そんな私に朗報が。なんと、ディーターを主人公にした前日譚が配信されたのです。
それが『アーミー・オブ・シーブス』です。
なぜディーターが金庫破りに人生を捧げたのか、そして、その能力を開花させたのはなぜか、更には、その能力をどう発揮するのか…その全てが明かされ、コミカルに描かれます。
『アーミー・オブ・ザ・デッド』でも魅力満載だったディーターが、今作で溢れんばかりの魅力をガンガンに出してきて、もう夢中です。
しかもこの作品、ディーター役の本人が監督までしてるってのにびっくり。
演技力、表現力、監督の能力から、ルックスもモデルみたいだし…どれだけ才能に溢れてるんだ!惚れ惚れするぜ。
あまり内容に触れられませんでしたが、『アーミー・オブ・ザ・デッド』を観てから、是非この作品ご鑑賞ください。

アンカット・ダイヤモンド

2019年/監督:ジョシュ&ベニー・サフディ/Netfilx
ストーリー
ギャンブル中毒の宝石商ハワードは、借金まみれで常に取り立て屋から監視されていた。そんなある日、ハワードはエチオピアで採掘されたブラックオパールの原石を手に入れる。ハワードはその石をオークションに出品して大儲けしようと考えていたが、店を訪れたNBA選手ケビン・ガーネットが異常なほどに興味を示し、仕方なく彼と取引することに。しかし事態はさらにハワードの望まぬ方向へと転がっていく。

みんな大好き「A24」が配給し、全米で公開された本作品。2020年からNetfilxにて配信が開始され、世界中で視聴できるようになりました。
批評家からは大絶賛されていて、「Rotten Tomatoes」では批評家レビューで92%の支持の評価。
監督のサフディ兄弟は、前作『グッド・タイム』も強烈な印象がありますが、本作品は最後の最後まで一瞬も目を離せず、心臓に悪すぎる、という意味で最強の作品だと思っています。
主人公を演じるのはアダム・サンドラー。コメディアンの印象が強い彼ですが、一瞬「あれ?これってアダム・サンドラー?」と気付かないほどの役作り。
経験豊富なアダム・サンドラー、今回の作品で「さすがすぎる…」と思わず口からこぼれてしまうほどのクズ演技で、観るものを圧倒しますよ。
危ない橋を渡り、なんとか渡り切ったと思ったら、次はもっとボロボロの橋を渡ることになる。そんなどんどん追い込まれていく主人公の姿に、息つく暇もありません。
一癖も二癖もある作品ですが、「刺激がほしい」と思ったときには是非観てみてください。
最高のハラハラがあなたを待っています。

ザ・コール

2020年/監督:イ・チュンヒョン/Netfilx
ストーリー
異なる時代に生きる2人の女性が1つの電話で繋がったことでそれぞれの運命が変わっていく様子を描いた韓国製スリラー。2011年のイギリス・プエルトリコ合作映画「恐怖ノ黒電話」を原案に、新鋭イ・チュンヒョンが長編初監督・脚本を手がけた。ソヨンは幼い頃に大好きだった父を火事で亡くし、その原因を作った母をいまだに許せずにいた。母が入院中のため無人となった実家を久々に訪れた彼女は、来る途中で携帯電話を失くし、古い電話機を引っ張り出す。するとヨンスクという若い女性から電話が掛かってきて、彼女は20年前の同じ家にいることが判明。時を超えて会話を続けるうちに2人は親しくなり、ヨンスクはソヨンの父が命を落とした火事を事前に食い止める。歴史は書き換えられ、ソヨンは父や母と幸せな日々を過ごすが……。

過去と現在が電話でつながり、やがて思いもよらない恐ろしい事態が…
韓国発のスリラー映画です。
なんとも共感しがたいあり得ない状況ですが、テンポの良い展開で、どんどんとこの世界に引き込まれていきます。
この作品にはマルチバースなんて言葉はありません。バック・トゥ・ザ・フューチャーです。過去の状況が変われば、現在の状況も変わります。過去から書き換えられた物事は、逃げようもなく現実のものとなります。
では、現在の自分の環境を知る過去の人物に、もし恨まれたらどうなるのでしょう…過去が書き換えられ、現実には逃げ場のない恐怖がどんどん襲ってきます。
想像を超える展開が次々と起こり、「これどうなっちゃうの!」と叫びたくなります。
繰り返しみたくなるような魅力がつまっている、恐ろしい映画です。

オールド・ガード

2020年/監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド/Netfilx
ストーリー
兵士アンディ率いる秘密の特殊部隊「オールド・ガード」。永遠の命を持つ不死身の傭兵たちで構成されるその部隊は、何世紀にもわたり、歴史の影で暗躍し、誰にも知られることなく人類を守り続けてきた。ある日、彼女たちの特別な能力が何者かによって暴かれてしまう。ある陰謀のためにその能力の複製を企む強大な謎の組織の手段を選ばない脅威がアンディたちを襲う。

永遠の命をもった戦士。不死身の戦士。なんかカッコイイ響きですよね。その通り、めちゃめちゃカッコイイです。シャーリーズ・セロン演じる主人公はじめ、仲間たちのアクションが凄まじい。不死身を活かした戦闘は、斬新で見ごたえがあります。
しかし一方で、彼らは「不死身ってこんな辛いの…」と、想像するだけで心臓がえぐられるほどの苦しみと戦い続けていたりします。
「永遠の命が欲しい!」と叫びがちな、この世のあらゆるヴィランたちに一言物申す。
「不死身になる覚悟はあるか?」と。
ずーっと面白いです。アクション映画として一級品でしょう。
私、この映画を観た時、「いやぁー、おもしれーーー!」と天を仰ぎました。
最近になって、続編制作の情報も出てきました。続編決まったら速攻観ます。
期待値を上げて観ていただいて結構です。
「面白い映画ある?」と聞かれたら、この映画を答えても大丈夫だと思います。


いかがでしたでしょうか。
Netfilxに埋もれてるかもしれないオススメの映画5選でした。
読んでいただいてありがとうございました。

数えきれないほどの作品があるNetfilxですから「もっと埋もれた良作がたくさんある」と思うと、Netfilxから離れられなくなります。
もしオススメがありましたら是非教えていただけたら嬉しいです。

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