見出し画像

お客様の幸せを占い師が決め付けてはいけない

以前お話ししたように私は
LBT、ストレートの女性限定のBAR
通称レズビアンBARで
出張占いをしていました。

LBTを知らない方の為に
簡単にご説明させて頂きますね。

よくLGBTという言葉を
聞いた事はないですか?

L:レズビアン(女性同性愛者)

G:ゲイ(男性同性愛者)

B:バイセクシャル(両性同性愛者)

T:トランスジェンダー(身体上の性別に違和感を持った人)

です。

そのほかQなどもあるのですが、、
これ以上深掘りすると話が長くなるので
気になる方は調べてください(・・;)

元々私はLGBTの方との接点が多く
レズビアンBARの出張占いも
レズビアンの知り合いの方からの
オファーでした。

みなさん明るく、
素直で綺麗な人が多い印象で
楽しく仕事がでいていたのですが、

1人のクライアント様が
涙ながらにある出来事を話してくださいました。

「前に他の占い師さんに彼女の相談をしたら『同性愛で幸せになれないわよ、男性に目を向けなさい』と言われて、悔しくて悲しかったです…

それ以来、占いをお願いする時は同性愛者を隠していました」


それを聞いて私は血の気がサァっと引いたのを感じました。

こんな恐ろしい言葉のナイフを
クライアント様に突き刺す占い師がいるのかと…

「でも、マナ先生みたいにLGTBを理解してくれる占い師さんがいて安心しました。本当に良かったです!」

と、悲しい気持ちを振り払って彼女はそう話して下さいました。

本来ならこんなに悲しく、 
悔しい体験をして
「もう占いなんてしない!」
となってしまう事もあると思います。

それなのに私を信じてみようと
一歩踏み出してきてくださった事が
本当に本当に嬉しかったです。

私が占い師として1番大事にしている事…
それはリーディング力、的中率ではなく

クライアント様の味方でいる事です

クライアント様のマイノリティをきちんと
受け止めてあげる事
自分の価値観を押し付けない事

幸せの形は1人1人違うからこそ、

私達、占い師は

クライアント様の幸せが

何なのかをしっかりと

理解しなくてはいけません。 


愛の形は人それぞれです。
同性愛者という愛の形もそうですが、

例えばあるクライアント様に対して
「この男性はは浮気性だから
また貴方を悲しませてしまうけど大丈夫…?」
という結果を伝えたえたとしても

「もう浮気は慣れました…!
女癖は悪いけどこの人じゃなきゃダメなんです」
という方もいます。

どんなに手間がかかるよ?と伝えても
「それでも構わない、結局はあの人も私の元に帰ってくるからいいの」

クライアント様は意思を曲げません。

側からみると「ひどい男だ!」と感じてしまう人でもその方にとっては最愛の人なのです。

浮気=不幸かどうかは
クライアント様が決める事です。

1人1人捉え方、感じ方が違うからこそ、

まずはクライアント様がどうなりたいかを理解してからリーディングに入りましょう。

中にはリーディングした結果が
クライアント様が望んでいる未来と
正反対の場合もあります。

だからといって結果を偽り、
クライアント様が喜ぶ結果を伝える、
(通称上げ鑑定)をしてはいけません。

その未来に対して難しい事を伝えた上で
占い師側がどうやったら現実に
近づけていけるかを見出す事が重要です。

間違っても主観でみないこと。

貴方の考える幸せとクライアント様の幸せを
一緒にしないという事を胸に
クライアント様と向き合われてくださいね。



記事を気に入っていただければサポートいただけると嬉しいです^^今後も皆様のお役に立てるよう日々成長を目指します☆彡