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周波数を合わせるべきか、否か

こんにちは。日曜日いかがお過ごしですか。

朝、過去のツイートをリツイートしたところ、思いの外読んでいただけたので今日はこのツイートのテーマである「心の周波数」について書こうと思います。


当時は、無口なクラスメイトとの心がつながったという心温まる出来事を書いたつもりだったのですが、この前「心の周波数が合うことは良いことばかりでもないかもしれない」と思うことがあったもので。

先日、上司と雑談していた時に「戸山さん、いつもにこにこしているけれど、家で怒ったりしてるの?いや、してるんだろうけどさ、何か想像つかなくて」と言われました。

「もちろん、家でも職場でも怒ったりしてますよ」と笑って答えました。

noteでは何度も繰り返し話していることですが、私は平社員で職場での立ち位置は限りなく弱い方です。もともと他人に強く出ることは好まない気性ですが、加えて職場の立ち位置もあるので、自然とにこにこしていることが多くなる。

でも、そんな私にも腹の立つこともあれば、人を見てざまあ見ろと思うことも多々ある。たまたまその上司と「心の周波数が合わなかった」だけのことです。

職場では弱者、そして腹黒いことばかり考えている、それが自分自身なため基本的に職場で穏やかそうに見えている人が私生活でも穏やかとは限らないと思っています。
素直じゃない?いえいえ、人には表と裏があるでしょう。心に激しく訴えたいことがあれば、相手次第でそれを抑えるかストレートに出すか、やはり「心の周波数」が関係するわけです。

「信頼できる人」に受けとめてもらうと言ったら聞こえは良いけれど、周波数の合わせ方が「自分より弱いから」というものだったら、それは暴力に繋がっていくのだろうと思うのです。相手と良い面だけで接することができれば良いけれど心の周波数が合ってしまったばっかりに、感情の捌け口にされてしまったり酷い扱いを受けることもありえます。逆もまたあるわけで職場では穏やかな善人である私も、家に帰れば子供に辛く当たる鬼母になる恐れもある。今、子供達と心の周波数が合っているのだからよくよく気をつけなければなりません。

他にも、職場ではおとなしいいじられキャラで通っているかもしれない社員が、実は恋人に酷いDVをしているかもしれないし、強烈豪快な上司が家では配偶者のお尻に敷かれていることもよくある話です。

「赤子の手をひねるより簡単なこと」という言葉がありますが、その赤子のことを愛しく思うならば手をひねることは簡単なことではありません。それどころか泣き止まない赤子、離乳食を食べない赤子に心振り回されて母親である自分の方が「ひねられてしまう」ことだってあります。そして赤子の手をひねることを簡単に思える人とは距離を置きたいです。

人と人の関係性って社会的立場よりも心の周波数によるところが大きいのかもしれません。

可能ならば人と心の周波数を合わせるかどうかは、慎重に考えたいものです。合わせてしまったばかりに被害を受けるのは嫌だし、加害するのはもっと嫌です。だから、私は人と接する時に周波数を合わせるか否か(自分が決められるわけでもないけれど)慎重に考えることを習慣にしています。

今日なぜこんなことを考えたかって、春は出会いと別れの季節だからです。私の職場でも人の流れが少なからず変わり、慣れない関係の中で人との距離をつかめずに週末疲れ果てました。

そんなわけで、周波数を合わせるときはご用心。ラジオのように好きな番組だけを聴けたら良いのにと思います。心を守るためにも気をつけたいものです。





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