家老屋敷城(長沢東城) まるで寺院の本坊と支坊
家老屋敷城(長沢東城:富山市婦中町長沢)
城跡というには、変わった遺構です。
その名前の通り、長沢城(長沢西城)の家老が住んでいたと伝わっています。また、ここが処刑場だったという伝承もあります。
南側に土塁を設けて虎口を守っており、随所に曲輪を守る土塁があることから、城郭という指摘も理解できますが、ただ、見た感じ「集落」という雰囲気で、別の言い方をすれば「寺院の本坊と支坊」の佇まいです。
なにしろ防御力に乏しい。このことから、宗教遺構、つまり寺院跡ではないかという指摘があります。そう言われれば納得の縄張りですね。
ここも360度写真で見ることができます。(画像クリックでGoogleストリートビューに飛びます)
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家老屋敷城(長沢東城)
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