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【富山移住のリアル〜メリット・デメリットを語らせて!第二弾〜】

ハローハロー。
梅雨明けした富山からこんにちは。
静岡県から富山県に移住して10年目のライター金子です。

雪が降る地域だから夏は涼しいのかと思いきや、富山の夏ってめちゃくちゃ暑いですよ。湿度も高いせいか、余計に暑く感じるのかもしれません。

それでも、私は富山の夏が好き


本題に行く前に…
自作した富山県の顔出しパネルの写真を冒頭に掲載させていただきましたが、これは『富山愛を表現したい・富山を楽しむ姿を見てもらいたい』と真面目に考えた末、このような姿になりました。

富山が嫌だと泣いていた10年前の私からは想像もつきませんでした。
人生何が起こるかわからない方が楽しいですよ!

それでは、前回のブログで収まりきらなかった【富山移住のリアル】の第2弾をお送りいたします。

|富山県に移住するメリット

・アウトドアの宝庫

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富山県の魅力は、アウトドアの宝庫であることです。
山登りやサーフィン、スノーボードなど、かなりアクティブに遊べる県なのです!

というのも、富山県は海と山の距離が近く、10分車を走らせれば両方行ける場所があります。
これだけ海と山が近いのは、アウトドア好きには最高の土地と言えますね。

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冬は子供達とスキー場に行ったり、庭でかまくらを作ってみたりと、冬ならではの外遊びを満喫しています。
寒いのは嫌いだけど、雪遊びで喜ぶ子供の顔を見るのは好き!

冬にスキーやスノーボードをしたい人も、会社帰りにできちゃうくらい近くにスキー場があります。

高速を使えば新潟や岐阜にもすぐに行けるので、上級者はそちらのスキー場に行くのも良いですね。

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夏の富山も最高です。子供と海で泳いだり、カニや魚を捕まえたりと海遊びを満喫しています。

釣りをしたり、サーフィンをしたり、スキューバダイビングができるので、夏のアウトドアスポーツを楽しもうと思ったら大忙し!


また富山の春の風物詩であるホタルイカの身投げ。これは富山県に住んでいないとなかなか見ることはできませんよ。

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もし山登りやキャンプが好きならば、雷鳥沢(らいちょうざわ)キャンプ場がおすすめですね。

ここは剱岳(つるぎだけ)登山を目指す登山者のベースキャンプ、立山縦走(たてやまじゅうそう)や奥大日岳(おくだいにちだけ)へ向かう登山者の拠点になり、もちろん室堂(むろどう)周辺を散策するだけの家族キャンプなどでも利用できます。周辺には山小屋があり、温泉に入ることもできます。

遠出しなくても、身近で季節ごとの楽しみを体験ができるというのは、本当に嬉しい!
特に子連れだと、遠出ってかなり大変ですからね。

【親が無理なく、子供を楽しませ、色々な経験をさせてあげられるか】ということに関しては、富山は大満足な環境です。


・子育てしやすい

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「子育てしやすいところも魅力のひとつだよー!」って書こうとしたけど、そもそも地元静岡での子育ても、数ヶ月しか経験していないので、他県での子育て経験が無いに等しいことに気がつきました。(正直者)

でも、富山が子育てしやすいかどうかは、実際に3人も産んだ私を見ていただければわかっていただけると思います。
子育てに適さない土地だったら3人も産んでないですからね!

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富山県は特に子育て支援に力を入れていて、とやまっ子子育て応援券という支援金がもらえたり、子どもと一緒だと割引になったりするシステムがあります。

また、富山県は救急車の現場到着時間が全国トップレベルで短く、何かあってもすぐに救急車がやってきてくれる県なのです!

・救急車が来たらちゃんと道を譲る。
・医療施設が充実している。
・道がしっかり整備されている

という理由で、富山県は医療面でも全国平均より力を入れています


|富山県に移住するデメリット

・ アミューズメントの少なさ

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東京や大阪などの都会に比べてアミューズメントが圧倒的に少ないです。
まぁ大都市と比べたら、どこの地方都市も同じような感じですよね。

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富山県には動物園や水族館、遊園地というたくさんのアミューズメントパークがありますよー!


幼児や小学生なら楽しめますが、高校生や大学生が楽しめるかと言ったら...ちょっと微妙なのかな。リピート通いしている学生は少ないと思います。

車を持たず行動範囲が狭くなってしまう学生の場合は、富山県は刺激が少なくてつまらない県だと感じるのではないでしょうか。

富山を嫌いにならないでー!涙


・村の行事が意外と沢山

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これは住む地域によるのかもしれませんが、自分の住む地域の草刈りや地域清掃などの行事が意外と多いです。

悠々自適な田舎ライフを夢見て移住してくると、地域行事の多さに戸惑う場合もあるかと思いデメリットに書かせてもらいましたが、私の場合は自分の顔と名前を覚えてもらおうと積極的に地域の行事に参加をするようにしていました。

最初の頃は、行事に参加すると「あんたどこの人け?」と聞かれました。
まず“あんた”って初対面の人に言う!?怖っ!とショックを受けていたのですが、この“あんた”には、全く悪意がないのだと時を経てわかってきました。

人は都会の方が多いけど、ご近所さんとの繋がりの強さは圧倒的に田舎の方が強いですからね。


・富山生活を楽しむために

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富山愛が全くなかった私が、なぜ富山での生活を楽しみ、富山愛が生まれるようになったのか。

それは受け身でいるだけの消費者ではなく、自ら魅力を探し、その魅力をWEB サイトや SNS を通じて発信する側になったことが、富山愛を深めるきっかけとなりました。

富山のあらゆる情報を発信することが、いつしか自分の趣味となり、役割となり、富山で生きることの意味になった気がします。

アミューズメントの少なさはあるものの、自ら楽しみ方を見つければ、釣りや海遊び、 スキー、農業など楽しめる環境が沢山あるのが富山だと思います。
富山でどう生きるか・どう楽しむか。それを探せる人ならば、富山生活が楽しいものになること間違いなし!

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心震えるほど美しい景色だったり、心震えるほど美味しい食べ物に出会えたりする富山。

楽しみながら生きることを教えてくれた富山。

富山での生活、一緒に楽しみませんか?


【ライタープロフィール】

金子さん写真

■金子奈央

1985年生まれ。静岡市出身。2011年富山県に移住し、現在三世帯同居で三人の息子の母して日々奮闘中。2013年に『富山の遊び場!』を立ち上げ、代表を務める。
様々なメディアで富山県内の魅力を発信するライター活動をしている。

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