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移住対談/富山に移住してきたライター3人で移住のあれこれ語りました!

移住ライター3名による対談

金子 静岡県出身 富山県氷見市に移住して10年
清水 富山県出身 18歳の頃から関西で生活し、結婚を機に富山にUターン
利根川 東京都出身 夫の転勤で富山に移住

みなさん、こんにちは!
富山県に移住して10年目の金子です。

今回は、県外から富山に移住(Uターンを含む)してきた現在子育て中のライター3人で対談し、富山のあれこれを語りあった記事となります。
移住ライターで実際に会って対談しようと計画するも、2021年の記録的大雪により急遽リモート対談となりました。

移住ライターが集うと、富山の悪口を言われるのではないかと恐れた富山が本気を出し雪を降らせ、集うことを全力で阻止してきたのではないかと思っています。(絶対にそんなことはない)

1「富山に移住前・移住後で何が変わった?」

対談2

清水「私は、富山にUターンする前は関西にいたんですが、お金の使い方が変わりましたね。移住前は、結婚前だったということもありますが、仕事終わりに買い物や食事など、どこかでお金を使っていましたね〜。でも、富山に戻ってきて子育て中だということもありますがスーパーに買い物ぐらいしか行かなくなりました。」

金子「分かります。独身時代は何にお金を使っていたのか記憶にないけど、経済回してた感がありましたね。でも富山に来てからスーパー行くのが楽しみのひとつにもなりましたよ!」

利根川「すごく同感です!スーパーに並ぶ種類が豊富な魚は圧巻ですよね。富山のスーパーはもはやテーマパーク!東京にいた時は、並ぶ魚は鮭の切り身や鯵の干物などで、旬の魚が一匹丸々置いてあるなんてなかなかないことですし。」

清水「私は、富山を離れてから富山の魚のおいしさに気がつきました!」

対談3

金子「富山の食の豊かさに富山県民が気付いていないパターンって多い気がしますよね。魚もお米もお酒もおいしいし、立山連峰がキレイなのも富山県民にとっては当たり前のことですもんね。本当はすごく贅沢なことなのに〜!」

利根川「私の移住前と移住後に変わったことと言えば、食に対しての気持ちですね。東京にいた頃より、富山に住んでからの方が食に対して感謝が強くなりました。恵まれた土地で豊かな食物に出会えることで、人生の幸福度が格段にアップしましたね。」

清水「食が豊か=人生の豊かさに繋がる部分ってありますよね。他には変わったことってあります?」

金子「歩かなくなった!」

全員「分かる〜!!!」

対談4

金子「ちょっとそこまでの距離でも車に乗るっていうのが、最初は信じられなかったけど、今や本当に歩かない。車社会の富山に染まっちまったよ…」

利根川「都会の人の方がよっぽど歩いてますよね。富山は歩いている人を見かけることも少ない気がします。大雪の時に歩くしかなくて歩いたんですが、すごく新鮮な気分でした。」

清水「私もすぐ車乗っちゃうなぁ〜富山県民は意識的に運動しないとですね。」

金子「本当に無理矢理でも運動しないとやばいです…私の場合、移住前と移住後で変わったことは、考え方の違いですね。静岡にいた頃は、特に不平不満もなく、のほほんと過ごしていて、いわゆる受け身だったんですが、富山に来てからは受け身から自発的になりましたね。受け身でいたら楽しく生きられる気がしなかったんですよ。」

対談5


利根川「自発的になったというのは私も同じです!今までは出不精でしたが、富山に来てからは、気になるイベントやお店に積極的に行けるようになりました。富山のイベントやお店は、そんなに混んでいないので行きやすい!」

清水「富山には、人を積極的にする力があるってことですね!」

2「移住する時に何が心配だった?」

対談6

金子「みなさん移住する時に何が心配でした?私は、村八分にあったらどうしようと心配してました(笑)」

利根川「私も、地域やご近所の方との距離感はどんなものなんだろうと心配していました。」

清水「その心配は実際はどうだったんですか?」

金子「村八分に合わずになんとかやっています!というより、かなり酷い行いをしない限り村八分という大袈裟なものは起こらない気がしています。私は、子供のためにも早く地域に溶け込みたかったので、地域行事にも積極的に参加して、顔と名前を覚えてもらおうと必死でした。」

利根川「構えていたほど、移住者に対して厳しくなく、むしろ優しいですよね。ご近所さんからいただいた溢れんばかりの旬の野菜が玄関に置いてある光景に出くわした時は、ちょっぴり感動しました!」

対談7

清水「玄関にサプライズ野菜があるのは田舎あるあるですよね。人と人との繋がりが濃いからこそ出会える光景ですね。私の場合、やりたい仕事が富山にあるのか心配でした。都会と比べて求人数も少ないですし、給与面での心配もありました。」

金子「私の旦那さんは移住を機に転職したので、清水さんと同じような心配してましたね。あの時は私まで胃が痛かったな…(遠い目)
みなさん移住後ママ友とかの心配はなかったんですか?私は1人もママ友できなかったらどうしようって心配でした。」

利根川「私が住んでいる地域は、同じような転勤族や移住者が多かったこともあり、すぐ仲良くなれましたね。富山に来てから驚いたのが、保育園の送迎がおじいちゃんおばあちゃんが多いことです。ママより、おばあちゃんと仲良くなる場合もありますよ。」

金子「分かります!私も息子と仲良しの子のおばあちゃんとLINE交換しましたよ!ママ友だけじゃなくてババ友もできるとは思ってもみなかったです!同居の多い富山だからこその出来事ですよね。」

3「移住して1番よかった思うことは?」

対談8

金子「1番って決めるの難しくないですか?笑 何を食べてもおいしい・心震えるほどキレイな立山連峰が見える贅沢な暮らし…など色々あるのですが、自発的な自分に出会えたことが1番よかったことですかね。みなさんはどうですか?」

利根川「富山に移住して、自己肯定感が上がったことが1番ですね。東京にいた頃は、何かを発信したところで埋もれてしまうじゃないですか…埋もれることが当たり前という暮らしをしていたので、富山に来て移住関係の発信をさせてもらうようになり、それが誰かの目に留まり、縁が広がっていくという喜びを感じています。」

対談9

清水「自己肯定感が上がる暮らしって最高じゃないですか!私は、富山で子育てできることが1番よかったと思ってます。待機児童問題も少なく、子供に関する手当ても手厚い富山で、自然を身近に感じながら子育てできるのは幸せです。」

金子「富山は子育てしやすいと感じているからこそ、子供を3人も産めたなって思います。まわりも3人産んでいる人が多いっていうのも、心強かったです。」

4 移住を検討している人にメッセージ

対談10

利根川「移住という言葉って、人生を賭けた大イベントという印象あるじゃないですか?」

清水「ありますね。移住という言葉が重いというか。もう少しカジュアルな引っ越しぐらいの感覚で来てもらえたらいいなと思いますね。」
金子「最初からガチの田舎に移住するのはハードルが高いと感じている方は、富山市中心部近くに住んでみるのもいいと思いますよ。路面電車もあるし、ほどよく栄えてるけど、富山の雰囲気は味わえると思います。

対談11

利根川「最初は住みやすい場所に引っ越しして、その後に自分が住みたい地域を時間をかけて探していくのもいいですよね。古民家に暮らしたいと思っても、なかなかいい物件にも出会えないし、あってもリフォームするのに時間がかかる場合がありますし。」

金子「そういう慣らしていくような移住の仕方が1番理想のような気がする。」

清水「いろんなスタイルの移住が富山にはありますもんね!私たちも富山への移住大歓迎!ということで、移住検討中のみなさん!」

清水 利根川 金子「みんな、待っとっちゃぁ〜!!!!」

【ライタープロフィール】

金子さん写真 (4)

金子奈央さん
1985年生まれ。静岡市出身。2011年富山県に移住し、現在三世帯同居で三人の息子の母して日々奮闘中。2013年に『富山の遊び場!』を立ち上げ、代表を務める。様々なメディアで富山県内の魅力を発信するライター活動をしている。

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