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20代の仕事は質より量が大切

おはようございます。シンです。本日は「20代の仕事は質より量が大切」について。

社会人になる前の方へ。最近20代はこうしたら良い!という内容ばかりですが、決してこれらが模範解答というわけではありません。僕の(偏った)個人的な考えであり、90%の方は「ん〜」と首をかしげるかも。

しかし、誰か一人の役に立てたら良いなと思って毎日毎日本気で書いています。僕は自他共に認める「変わり者」なので、「また変なこと言ってるな」と思いながら読んでいただけら嬉しいです。

目次
①入社してすぐに質の高い仕事なんか絶対に無理
②質を高めるためには圧倒的な量の仕事をする
③より早く、より多くの仕事をする

①入社してすぐに質の高い仕事なんか絶対に無理

今社会人の方にはわかるかと思いますが、入社してすぐに「質の高い仕事をする」というのはかなり難しいです。

社会人はそんなに甘くありません。アルバイト感覚で「やれるっしょ」と思って仕事をすると確実に痛い目に合います。

僕もそうでした。新卒で大手アパレル企業に入社してすぐに埼玉県川口市の店舗に配属されたのですが、やる気満々で調子に乗っていた僕は勢いよく社会人生活をスタート。

一生懸命やっている”つもり”でしたがスタッフ全員(約20人くらい)からフルシカトされるほど嫌われる結果となりました。笑

この原因はなんだったのか?今振り返ると質の低い仕事しかできないにも関わらず、傲慢な態度でスタッフを率いろうとしたことです。

スタッフのほうが確実にスキルも経験もあった。なのに誰よりも生意気に店舗改革について語り、指示を出そうとしていました(今考えると痛すぎます笑)。

この失敗は後の社会人生活に繋がる重要な学びとなりました。

②質を高めるためには圧倒的な量の仕事をする

最初の1年間、130人ほどいた同期と比べて成長が非常に遅かった。「自分はできる」という傲慢な気持ちが邪魔し、努力を怠ったからです。

気付いた時は本当にショックでした。同期の多くが店長として活躍し始めていたのに、僕は代行者(店長不在の時にお店を率いる人)のまま。絶望でした。

ただ、ここで痛い目にあった経験はその後のキャリアに大きな影響を与えました。

まずは仕事の量が変わりました。社内規定により12時間以上の労働は禁止されていましたが、そんなの関係なく平日はもちろん、休みの日も家でがむしゃらに仕事をしていました(今だから言える話ですが、当時はバレないように笑)。

400種類を超える商品の売上の数値分析をし、チャンスのある商品や部門を見つける。そしてそのチャンスを活かすための戦略を考える。スタッフ全員の特徴をメモし、どのように会話をしたら納得してもらえるか考える。会社の価値観や理念についてまとめられた本を読み漁り、店舗運営をする上でどのように言語化するか考え、実行する。

他にもいろいろな仕事をしていました。

ここで感じたのは「圧倒的な量の仕事をするとお客様と上司は気づく」ということです。

それもそのはず。人の2倍仕事をしているのですから、同じなはずがありません。当たり前といえば当たり前です。

ここからが僕の逆襲劇です。店舗の売上は大幅にアップし、代行者からすぐに店長に。そして小さなお店の店長からすぐに大きなお店の店長を任せられるようになり、いつの間にか同期の中でもトップスピード(1番か2番だったはず)で昇格していました。

売上とスタッフ数で表すと最初のお店は売上3億円、スタッフ数は約30人。最後のお店は売上7億円、スタッフ数は60人くらい。なんとなく規模感が伝わりますかね?

③より早く、より多くの仕事をする

結局何が言いたいかというと、20代はより多くの仕事を、よりスピーディに行うことが最も重要だということです。質より量をこなすと大成長する。これは「真理」だと思います。

「仕事量(時間)を増やすのは嫌なので質にこだわって仕事をします。」と言って出世している方を今の所は見たことありません。

僕が関わってきた方に限った話ですが、尊敬できる人は10人中10人がハードワーカー。というかワーカーホリック。時間を忘れて仕事に没頭できる人が多い印象です。

そしてそういう人は30代になってもその働き方を続けている。仕事が楽しくて楽しくて、遊ぶように仕事をし続ける。(良くも悪くも)寝る間も削って仕事に励む。

これを継続できる人が世の中をより良くできる人なんだろうなと思います。

僕は今年で30歳。皆さんに負けずに、次の10年も圧倒的な”仕事量”を目指して働き続けます。お互いにがんばりましょう!

それでは良い1日を!


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