SNSのトレンドについて整理してみました
こんにちは。シンです。本日は「SNSのトレンドについて整理してみました」について。
①SNSの利用状況
日本のSNS利用者は8,270万人(普及率82%)、2024年末に8,388万人へ拡大する見込みとなっています。
特に人気なのはInstagram、YouTube、Twitter(X)、TikTok、LINE。
各世代のユーザーが異なるSNSを使いこなし、コミュニケーションツールや情報収集、勉強ツールとして活用しています。
今や「SNSなしでは生活できない」と言っても過言ではないほど、人々はSNSを活用し、仕事やプライベートの中心的存在になっています。
②各SNSの特徴
では、それぞれのSNSにはどのような特徴があるのか。
まずは流行りのTikTokから。
TikTokは2017年に公開されたショートムービー共有サービスです。
中国のByteDance社によって開発され、今では世界中で人気の動画プラットフォームとなりました。
主な特徴としては、
・ショートムービーを撮影して投稿する動画共有サービス
・日常のスキマ時間などに効率よく情報収集や動画を楽しめる
・精度の高いレコメンド機能により自分好みの動画を見つけられる
・日本においては10代〜20代がメインユーザー
などでしょうか。
国内では10代〜20代のユーザーを中心に、約1,700万人ほどが利用。今後さらに利用者数が増えると期待されているSNSで、企業の参入も増加しています。
お次はYoutube。
YouTubeはアメリカのYouTube社によって開発世界最大の動画サービスですが、2006年に同じくGoogleに買収されました。
主な特徴としては、
・世界で最も人気の動画配信プラットフォーム
・日本においては10代〜50代まで幅広い年齢層から利用されている
・最近は「ライブ配信+投げ銭」も可能
・Z世代・ミレニアル世代に刺さる縦型動画広告も導入
などでしょうか。
世界では20億人ものユーザーを抱えており、子どものなりたい職業として「ユーチューバー」がトップになる年もありました。
お次はInstagram。
インスタグラムは2010年にサービスを開始。2012年にMeta社に買収され、世界では既にTwitterのユーザー数を抜き、人気SNSのTOP5にランクインしています。
主な特徴としては
・Meta社傘下の画像や動画投稿に特化したSNS
・「ストーリー」や「ライブ配信+投げ銭」「リール」など、Z世代・ミレニアル世代と相性の良い機能が多い
・「ショッピング機能」によりECサイトへ誘導できる
・Instagram内でのカード決済も可能
・日本においては20代〜30代を中心に性別を問わず人気のSNS
・ビジュアルから自社の世界観をターゲットに訴求できる
・Facebookの詳細なターゲティング広告も活用できる
などでしょうか。
国内の年齢別、性別利用者数は以下の通り。
20代女性を中心に多くのユーザーが利用していることがわかります。
最後にTwitter(X)
Twitterはアメリカの会社で、リリースは2006年7月。Facebookより2ヶ月前にリリースされました。
主な特徴としては
・日本語で140文字までのテキストを投稿できる
・リツイートにより爆発的な拡散(バズ)が期待できる
・リアルタイムの検索性にも優れている
・拡散性の高さを生かしたTwitterキャンペーンが人気
・リアルタイムの音声配信機能「スペース」がスタート
などでしょうか。
国内の利用者数は20代男性が圧倒的。
2022年10月には自動車メーカー「テスラ」などのCEOであるイーロン・マスクがTwitterのCEOに就任し、さまざまな改革に取り組んでいます。
③最近のトレンド
いろいろ調査して大事だと思ったSNSのトレンドを一つだけお伝えします。
それは、SNSは「量より質の時代」になっているということ。
これまでの10年はユーザー数獲得に向けて、各SNSはさまざまな施策を実行してきました。
しかしユーザーが増えたからこそ、不要なコンテンツも急増し、需要と供給の不一致が問題となっています。
なので今はフォロワー数よりもエンゲージメント率が重要視されています。
たとえばフォロワーが1万人いたとして、2,000人しかエンゲージメントをしてくれないアカウントより、フォロワーが6,000人でも、エンゲージメントをしてくれるユーザーが4,000人いるアカウントの方が良いというアルゴリズムになっている。
良質なコンテンツをつくり、エンゲージメント率を高めるほうが拡散されやすいといういうことです。
これまでの10年で世の中の生活を大きく変えたSNS。
今後の各社の変革も楽しみですね。
それでは良い1日を!
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