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胚移植成功~移植前後に意識したこと~

体外受精を経て凍結できた胚を体内に戻します。
採卵をした翌月は子宮が腫れていることもある為、一ヶ月お休みし、その翌月に胚移植をすることに。

体外受精の体験記はこちら▽


あっという間の移植

移植日は採卵と同じ手術室で行われました。
少し緊張しましたが、前回気持ち悪くなった麻酔は使用しないとのことで心配事もなく、リラックスしてこの日を迎えることができました。

ローブに着替え、手術室に移動し、本人確認という手順。
凍結した胚のうち、ランクが最もいいもの(といってもAランクはありませんでした)が1つ選ばれており培養士さんの手によって移植していきます。

モニターで移植する光景を見ることも出来ましたが、ビビりなので違う方を眺めていました。

手術室に移動してから10分も経たないうちに移植完了。
移植中も移植後も痛みや違和感は一切なく、とてもあっけらかんとしたの覚えています。

ただ、自分のお腹の中に赤ちゃんになる可能性のあるものがいるんだなと思うと不思議な気持ちでした。

着床

移植日からちょうど1週間後、検査結果を聞きに病院へ。
当日採った血液の結果で着床しているかを判断します。

結果は、見事着床。
この時、先生が私以上に嬉しそうな顔でおめでとうと言ってくれたのがとても印象的でした。

病院の帰りにふと目に入った光景は、太陽の光でキラキラと輝く色鮮やかな紅葉。
病院へ行く時は気にも留めなかった紅葉が、赤やオレンジ、黄色とてても輝いて見えたのです。その時感じた風も心地よくとても穏やかで温かな気持ちの私がいました。

胚移植から着床前後に意識したこと5つ


完全に自己流ですが、とにかく「からだを体内から温めること」を意識していました。医学的根拠はありませんが、あくまでも私が意識していたことの記録として残しておきます。

発酵食材を食べる

友人がお勧めしてくれた、きちんと菌が生きている乳酸菌発酵キムチを毎日食べました。
日本で販売しているキムチの多くは発酵していないものも。私は肉のハナマサで売っている韓国産の発酵キムチを買っていました。シュワシュワ微炭酸で美味しかったです。

酵素ドリンクを毎日飲んでいた

ファスティングの為に酵素ドリンクを飲むのではなく、毎日の食事+酵素ドリンクを飲んでいました。

腹巻き

移植した時期が秋だったので、かれこれ20年前位に購入した腹巻をずっとしていました。

適度に運動 

思い切りジャンプ!や短時間に大量の汗を流すような激しい運動は怖くてできませんでしたが、ウォーキングで適度に体は動かすようにしていました。
からだを動かすと気分も紛れて前向きな気持ちになれました。

ヨガやジョギングは苦手なので歩いていました

イライラすることはしなかった

この時期のイライラは良くないという噂を聞いたので、イライラするようなことをしなかったり、苦手な人と距離を置くようにしました。毎日好きなことだけをして過ごしていたような気がします。
おかげでイライラすることなく、穏やかな気持ちで過ごせました。


無事妊娠することができましたが、ほっとするのもつかの間、その後の血液検査でトキソプラズマの数値にひっかかることになるのです。

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