【体外受精】35歳、私の採卵日記~採卵数から費用のこと~
こんにちは。トキソプラズマ陽性のわんぱく妊婦です。
今日は、私が経験した体外受精のことについても記録として残したいと思います。
体外受精を受けようと決意するまで
そろそろ子どもが欲しいなと思った時、私は35歳。一般的には35歳を過ぎると高齢出産とされている年齢。夫と話し合い、家の近くにある不妊治療を行っているクリニックに通うことにしました。
5回ほどタイミング法(排卵日に合わせて性行為をすること)を行いましたが、妊娠する傾向は一向になく。
そろそろ次のステップを考えなくては、と思った矢先に不妊治療が保険適用になり費用が治療費の3割負担となったのです。(ありがとう、菅さん!)
もともと、体外受精に関しては賛成だった夫(ありがとう、夫!)。やるなら早い方がいいと思い人工授精の過程もすっ飛ばし、私の仕事が落ち着くタイミングで体外受精を受けることにしました。
苦しかった薬漬け10日間
「え、毎日注射するの?うそだろ…」
体外受精と言葉では知っていても実際にどれだけの期間をかけて何をするかは正しく理解していませんでした。
当時は、私の体から卵子をとって、夫の精子と合わせて、また体の中に戻す。採卵の時は全身麻酔なんでしょ~ちょっと不安だな~くらいのざっくりな知識量。
実際はこんな感じ
採卵をする10日前から毎日毎食後に排卵を誘発させる薬を服用
女性ホルモンを安定させるエストラーナテープ8枚を体のどこかに2日置きに貼る
毎日同じ時間に病院に行き注射を打つ(自宅でもできるようですが、怖かったので病院で打ってもらう方を選択しました)
10日目には、点鼻薬も処方されました
普段あまり薬を飲まない私にとっては、とにかく大量の薬を体に入れるこの10日間がメンタル的にも、からだにも負担だったのです。
日を追うごとになんだか体がだるく、最後の方はお腹が重く感じ歩くスピードがカメのよう。まだ赤ちゃんはいないのに、おなかをさすりながら歩いていたような気がします。
10日目に卵胞の育ち具合を確認し、採卵日を決定します。
私の場合は2日後に採卵となりました。
いざ、採卵
採卵日当日、朝8時に病院到着。
ローブに着替えて呼ばれるのを待ちます。全身麻酔未経験の私。このまま一生目覚めなかったらどうしようと何度も不安な気持ちになりました。
でも、やらなきゃはじまらない。
だってこの日の為に10日間も薬漬けになったんだもん!
もうどうにでもなれ!
というやけくそな感情で施術台に。
名前などを確認し、酸素マスクをつけたその3秒後には…
記憶がない!
目が覚めたのは施術室に入ってから40分後。
からだを休めるためのリカバリー室のベッドの上に寝ていました。
からだを起こした瞬間、めまいと吐き気が。
リカバリー室にあるトイレに駆け込んだものの、前日の夜から採卵のために何も食べていないので、何も吐けない。胃酸を吐くしかありませんでした。
その後もとにかく、めまいと吐き気で辛く、ただただ辛くうろたえるしかできませんでした。
優しい看護師さんが、落ち着くまで休んでいていいですよと声をかけてくれましたが、どうせだったらリラックスできる家で休みたいと思い帰宅することに。
幸い夫が車で迎えに来てくれていたので、とにかく耐えながら11時頃帰宅。
帰宅後は病院でいただいためまいと吐き気止めの薬を飲みとにかく寝ていました。
症状が落ち着いたのは18時頃。夜の22時にはすっかりと良くなっていました。翌日は体調を気にしつつも、仕事をし普通に過ごすことができました。
ふとした瞬間に、下っ腹のあたりにチクッとするような違和感を瞬間的に感じることがありましたが、普通に耐えられる程度だったので処方された痛み止めなどは飲まずにすみました。
わたし、よくがんばったね。
そして、ここからの採卵結果とこれまでにかかった費用は、
かなり個人的な内容なので有料にしてみました。
(採卵数や、実際に支払った費用の明細などを書いています。)
はじめてのnote。金額をどれくらいにしたらいいのか悩みましたが、会社でのランチ代に設定してみました。
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