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潜在意識 毒親のことを考えてしまうというけれど自分が望んでそうしているのではないか

過去のことについて考えることに飽きてきた、という話を前回しました。

私は10年以上も前に海外移住して、毒親と毒妹とは遠く離れた場所に住んでいます。

1年前に、手紙を送って絶縁しました。

にもかかわらず、私の心は毒親や過去のことを考えてしまい、怒りは治らなかったです。

そのようなことを考えるのに少し飽きてきた時に、「もしかして、(何かの力が働いて)自分が考えさせられてしまう、のではなくて、自分が(望んで)考えているのではないか?」と思い当たりました。

そうだとすると、自分が望んで辛い気持ちを思い起こすことを考えて、その結果辛くなってしまっている、ということになる。

これって、辛さを自家発電させて、自分でのたうちまわっている、ということ。さらに家族にとばっちりを食らわせていて、最悪だな、と思い至りました。

しかし、なぜ、辛さを自家発電させてしまうのか?

いろいろ調べてみると、それは、潜在意識のせいらしい、ということがわかってきました。潜在意識が、「そのこと」を考え続けることを望んでいる、らしいのです。

ではなぜ、「そのこと」を考え続けることが潜在意識に宿ってしまったのか?

それは、「そのこと」について常に考えていないと、生きていけなかったからでした。

言い換えると、幼少の頃から、機能不全家族の中で見捨てられずに養育してもらうために、「親のこと」について常に気を張り巡らせておかなくてはならなかったからです

大人になっても、結婚しても、海外に移住しても、親や妹と連絡を絶ってもなお、潜在意識は私に「親のこと」を考えさせ続けました。

言い換えると、私は大人になってからも幼児の頃と同じことを繰り返していたのです。親が影響を与えなくなっても、なお。

これを止めるには、潜在意識を書き換えなくてはなりません。

ようやくここまで辿りつきました。

辛さの渦中にいた時には、こんなことは考えもしなかったです。

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「親のこと」を考えていたのは、自分自身だった、ということに気づいて、「ああ、わかった!」という気持ちと同時に、「私は、私なりに努力したけれど親から愛されなかった。報われなかった。」と、深い悲しみにも襲われています。

子供というのは、どんな親であっても一途に愛されたがっているのですね。

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