空白

久方のnoteログイン。
継続は力なりを冷笑して4ヶ月放置したネット上の居場所は、いつ戻ってこようがいつ去ろうが誰も何も言わない。うちで暮らす猫と一緒。

大概、自分の中で活字のインプットが必要なタイミング=ストレスのガス抜きをせよとの最終警告に近いので、振り返って数ヶ月投稿がないのは良きこと。

じゃぁなんで今戻ってきたの、今度はどんな悩みの種をリリースしたいの?
と聞かれたら、
ざっくりいって、一寸先がクエスチョンマークに通行止めされているとでも。

6月は結婚した。
プラス、500円玉ハゲがふたつもできていることが発覚。
自分がなるなんて、思っても見なかった円形脱毛症。10円ではカバーしきれない、かといって札には及ばない中規模程度の脱毛。
医者によれば、理由はコロナの後遺症だろうとのこと。幸い両スポットとも髪で覆われている後頭部にできているため、開示しない以上他人からも自分からも全く見えず自身のメンタル内の動揺に留めることができた。
母のように味覚嗅覚に後遺症が残るよりかは良いのだろう。
数ヶ月立っても一日のうちで一番楽しみにしている朝ごはん、コーヒーもパンも以前とは何か違うし美味しくない、とラインが来たときは心底気の毒になった。
それに比べたら、医者も言ったようにどうせ髪なんていつか生えてくるだろうし、と、気長気安く捉えることに心がける。
あまりにも悠長に捉えすぎて、朝晩の塗り薬を忘れることしばしば。


7月上旬は、配偶者VISA取得のために、ホウボウ駆け回って書類集め。FBグループの情報を逐一チェックしああだこうだ眉間に皺が寄らざるを得ない毎日。
準備万全、いざ出陣と二人手に手を取ってイミグレへ勇めば、完全オンライン予約制だからとあっさりと出鼻をくじかれ。
気を取り直してアクセスした予約サイトの、最短予約可能日は9月だった。
こちとら準備万端なのに、9月まで油を売れという。
歯がゆいが待つしかないのだ、やむなし。
9月にVISA申請、そこから数ヶ月はかかると思われ、きっと発行は年末だろう。そうしたら、半年はマレーシアから出国できず、そもそもすでに3月からずっとマレーシアにいるのだから、向こう一年半ほどは収監必須。
行政手続きがスムーズに行くことなんて皆無だから期待しないようにと言い聞かせていたものの、ここで、ストレスが1段階アップした。

7月下旬、Vと我々が計画しているビジネスの今後について真剣に話し合うことになる。
ストレス、2段階UP。


今は10月末である。あと2ヶ月で今年が終わる?
今が何月かを考える度に混乱する、THE季節のない国に暮らしていると、周りの全てがのんびり動いて、加えて私自身がLAZYな歩みをしても許されるような気がする。
なんくるないさぁ、が、ここではボレボレに置き換わっただけ。

自分の歳すらのっそりのっそりスローダウンしているかのような錯覚にとらわれるが、でも鏡の中を覗けばしっかり35歳相応の人間がリフレクトされる。

認める、白髪もここ一年でだいぶ増えた。白髪を染める気はないが、人並み外れる緑のごん太黒髪に、これまた生命力きらめくとでも言うような、真っ白強靭な白髪が入り乱れれば、貧乏くささしか際立たないだろう。

憧れのBUZZ CUTにしてもいいが、Vはすでにスキンヘッド。ビジネスでも一緒、プライベートでも一緒。夫婦そろって頭を丸めてるっていうのは、さすがにICONIQすぎるだろうし、刈り上げの今でさえも好奇の目で見られることが多いから、坊主になんかした日には浮き輪で浮くよりずっと、浮いてしまうんだろうな。

Vのひげは、もう8割が真っ白だ。
私も40歳くらいで、真っ白に成り果てて、ビビアンウエストウッドや草間彌生のように奇抜な色を頭に入れたい。

謙虚に振る舞うけど、中身はいつまでもクリティカルでアナーキーだ。

後半へ続く。



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