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投資④ポートフォリオ運用

4月も終わりました。ちょっと株の勢いが無くなってきた気がしますが、トウヤは何とか7月連続のプラス収益を確保しています。

さて、資産運用のスタイルはいろいろありますが、トウヤは徹底的な分散投資タイプです。まだ2年経ってないので正解かどうかはまだわかりませんが、とりあえず紹介してみます。

儲かる株を選び出す能力も時間もない

現実には多くの人が当てはまると思うのですが、はっきり言ってトウヤは個人投資家としては素人です。例え金融に勤めていたとしても、そんなの何の役にも立ちません。

従って、数千の株式の中からテンバガーを選び出して、一気に大金持ち・・・ということは全く考えておりません。

何なら、現時点までで言えば、トウヤは個別株投資はうまくいっていません。配当もあるし、トータルリターンで余裕があるし、制限プレイで売却ができないためホールド・積立していますが、正直株だけで運用していたらもう諦めていたかもしれません。それくらいにマイナスだったタイミングもありました。

そもそもコロナショックからのこの回復を取れていない時点で、個別株だけで勝負するのはトウヤには向いていない。そう考えています。

長期投資ならポートフォリオ運用が基本

トウヤはアーリーリタイアを目指すと言っても、それなりの期間運用することになるでしょうから、基本的に長期運用を想定して投資に臨んでいます。

そして個別株で勝負するのは難しい、と判断しているので、ポートフォリオを構築して、徹底的な分散投資に励んでいます。最近は投資資金が断続的に発生するので、1週間で5万円ずつくらい、ポートフォリオの比率を確認しながら投資しています。

ポートフォリオはエクセル管理していて、分散させながら、株の弱気・強気を基準に少々ティルトします。

株式:30〜50%
債券:15〜20%
リート:15〜20%
その他(金・テーマ株・クラウドファンディング):20〜30%程度

だいたいこんな感じになるようにしています。株式市場以外は素人が見て判断できるものではないので、株式のポジションだけは相場見ながら多少上下させます。

どうやってこのポジションを作っているのかというと、株は個別株・インデックス投信、債券・リートは全てインデックス投信、その他は金とテーマ株はアクティブ投信です。株の配当とクラウドファンディング以外、基本的に分配はなしです。

完全ほったらかしても短期的にはいいのですが、長い目で見ると経済を考える癖をつけるのも良いかと思い、いわゆるバランスファンドではなく、自前でバランスを作って運用しています。

これが最適解かはわからないですが、少なくとも分散投資が絶対いいなと思っています。株が最近は調子良かったですが、息切れしてきたと思ったら、リートが最近支えてくれています。おかげで日本個別株も粘り強く持つことができます。

正解かどうかはまだわからない

今のところ投資を初めて最大の「正解」はコロナ禍で歯を食いしばって積み増し続けたことだと思います。一時的にベアファンドを噛ませてうまくいったのもいい成功体験です。ただ、それだけです。まだ2年程度ですから。

このやり方が正しいのか、或いはその時正しく対応できるのか、それは次の波が来てくれないとわかりません。できれば来ないで欲しいですが、最低でも20年程度は運用するわけなので、1度は波がくるはずです。その時に、トウヤの運用が正しかったかどうか、答え合わせができるということになります。

コロナは大丈夫。リーマンもセーフ。怖いのは日本のバブル

過去のショックで見ると、コロナ禍は今にしてみれば感染リスクはよっぽど怖いですが、投資の世界ではむしろ押し目でした。あれほど早く相場が回復するとは。

リーマンもまだ恐るに足らず。最悪の展開でも5年以内に損失はカバーできていたはず。底値で入れていればもっと早く立ち上がれます。

怖いのは日本のバブルです。30年以上前に最高値を出して、その後一度もとりもどしていないとは。

仮に20年の投資期間があるとすれば、最初の二つのショックはホールドし続けていても勝てるのですが、もし「日本バブル崩壊」のような相場環境が来てしまったら、その時は逃げないと取り戻すことはできません。人生を通じた資産運用がマイナスに終わってしまうリスクがとても高くなります。

次の「波」が前者か・後者か見極められるのだろうか・・・

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