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頭痛セラピストには、「技術」と「真心」が大事なんです。人は、温かい人を求めています。暖かい世界を作りましょう。

頭痛セラピストに一番必要なものは、「真心」です。

頭痛セラピストになるのに必要なものは、治療技術と心です。この2つが1番大事になってきます。なぜなら、治療院は、技術+心=先生という商品だからです。よく100万円を突破する塾や3ヶ月で売上3倍にするとか、集客を倍増させるセミナーなどを見かけますが、結局大事になってくるのは、技術と心です。人間関係のビジネスである治療院にとって、「信頼」が一番大事だからです。しかし、セラピストのセミナーに行くとこの2つを同時に持っている人が少ないように感じます。集客を学ぶのはいいですが、あなたのお店に一瞬お客さんが増えたとしてもすぐにいなくなっちゃうよ!と言ってあげたいです。

あなたの真心で人に尽くしましょう。それが、治療の基本です。

真心とは、辞書で調べると「他人のために尽くそうという純粋な気持ち。」とあります。セラピーを行う人間の全ての人がコレを持っていてほしいです。自分の治療院を成功させようと思って、「集客」の勉強をしたり、ゴッドハンドになりたくて治療技術を学びます。それはそれで大事な馬力になのですが、患者さんが心を持った人間であることを忘れてはいけません。

患者さんは人生を抱えて生きています。一生懸命に生きた結果、現在頭痛があります。悩み苦しみ、今を生きています。縁があって、あなたの治療院に来たなら、「心」を持って向き合うのが私たちの仕事です。これは、当たり前の考えだと思いますが、その部分が抜け落ちている時代になっている気がしてなりません。

心のさびしさからくる頭痛を受け止めよ!

頭痛は、あらゆる問題から発生して来ます。頚椎2番のズレが歪んできて、頭痛が発生してくることが多いわけですが、その裏側にある深い人生の川を知らねばなりません。教育ママに育てられて、そこから逃げたくて頭痛になっている女の子がママに連れられてやってくるバージョン。

「頭痛治して来い!」と強圧的旦那さんにお金を渡されてやってくる主婦バージョン。どの病院に言っても頭痛が治らずに「私の頭痛治せたらすごいわね」と言って、全然よくならないことでクレームを言ってくるパターン。などいろいろなシーンが治療院では起こります。そこで、しっかりと患者さんの「心」と向き合うことができるか?が頭痛セラピストとしての本当の役割だと思っています。

自分の存在をわかってほしくて叫び続ける悲鳴を誰が受け止めるのでしょうか?ロックバンドが悲しみを癒してくれる夜があるかもしれません。彼氏が、「大丈夫?」と言ってくれて心休まる日があるかもしれません。しかし、頭痛患者さんは、さびしい一人旅を続けています。

「どうせ私の痛みなんて、誰がわかるもんか!」「わかってたまるか!」
という悔しい気持ちまで抱いている場合も多いです。

誰にも言えない頭痛の苦しみと戦う女性 彼女は、2児の母です。お母さんが笑顔じゃないと子供がかわいそうです。早く頭痛を治して、みんなに元気なお母さんを見せてあげましょう。

痛みを取るだけの治療はやめよ!

どこに行っても治らない頭痛患者さんを受け止めていく私たち頭痛セラピストの仕事は、決して「痛みを取る」ということだけにフォーカスしてはいけません。痛みが取れた?痛みが取れない?の勝負を患者さんと続けるのは、本当の治療ではありません。

どうしても治療家は、痛みをとることが仕事だと思って、グイグイ治療して痛みを出ないようにすればそれで仕事が終わったように思っています。しかし、心を持つ人間は、そんなに簡単にできていません。スイッチを押せば痛みが消えるものではないのです。心の傷や悔しさ、生きていくさびしさという人間の持つ深い川の流れは永遠に流れ続けるのです。

誰にも言えない悩みを抱えて人は生きています。


その深い川を感じながら、治療するからこそ、表面に出てくる頭痛が根本的に消えていくことを知ってほしいのです。愛とは、与えるものといいますが、治療として言い換えるなら「受け止めるもの」だと言えます。人の苦しみや悲しみをどうすることもできないけど、「そうか!そんなに苦しかったのか!」と自分の中の経験のなるべく深い川と重ね合わせて見守っていくのが、頭痛セラピストという道であると信じています。

真心の治療とは、太陽の愛である。

頭痛セラピー協会のスローガンに「太陽のような愛を持って」という言葉があります。太陽は、この世に生きるすべての人に平等に暖かい日差しを注ぎます。聖人にも悪人にも平等に照らします。時には、真夏の太陽のようにギラギラ激しくその人を見つめ、時には、冬の日だまりのようにじんわりあたためます。そうゆう治療こそが、真心の治療だと信じています。

もし、あなたが頭痛セラピストになって人の痛みに寄りそう仕事をするなら「真心」を持って向き合いましょう。患者も人間です。先生も人間です。人間と人間の「間」には、つながっているものがあります。

あなたが、誠意を持って患者に尽くすなら、必ずあなたの愛は患者さんの深い川に届くことでしょう。

あなたの手のひらから愛のビームが出ます!