見出し画像

頭痛の起きる仕組み

頭痛が起きるメカニズムを説明します。

頭痛は、様々な原因で発生します。体の緊急事態アラームのようなものです。猫背で肩こりがひどくなったり、首がパンパンに緊張していたり、とてもショックな出来事があって精神的なプレッシャーを受けた時など、体から心から両面から起こって来ます。

代表的なものが、姿勢・ストレス・冷えです。

そして、いづれも「血液の流れ」=血流が頭痛を引き起こしています。偏頭痛になれば、片側のこめかみがズキズキガンガンして来ます。心臓の拍動とともに痛みが発生します。これは、血流が急によくなったことで起こっている症状です。

頭痛の起きるタイプは、3種類あります。

頭痛は、血流で起きるのですが、大きく分けて3種類のタイプがあります。これは、神経の反応の違いによって頭痛の起き方が違います。あなたは、どんなタイプでしょうか?時と場合によっても、頭痛の起き方、発生場所、頭痛の種類が変わって来ます。これを読んであなたの頭痛の特徴を学習しておくと対処の仕方がわかって来ます。

1)肉体的頭痛の起き方(肩こり頭痛タイプ)


よくあるのが、同じ作業の繰り返しや重労働をして体を酷使したり、寝不足だったり、ゲームのしすぎや勉強を一生懸命にやったり、体力が限界に来ているときに起きる頭痛があります。肩こり頭痛もこれですが、主に肩甲骨周りの筋肉が張って来て、首の筋肉が張って来て、後頭部が張って来て、下から上にだんだん症状が出てくる頭痛です。筋肉が硬くなって、頭部にいく血流が悪くなることによって頭痛が出て来ます。体が悲鳴をあげる作用が起こっています。

2)精神的頭痛の起き方(自律神経反応タイプ)


次に、これは、偏頭痛の人に多いですが、イヤな人と会ったり、プレッシャーを感じたり、何か大きなショックな出来事があった時に、精神的にやられてしまった後に起きる頭痛です。これは、筋肉系というより、自律神経が自動的に「防御作用」のスイッチを入れるので体をギュッと内側から緊張させます。「ピンチだぞ!」という信号が脳に送られて、自律神経が三叉神経に痛みを発生させるように命令します。もちろん、反応速度は、3秒くらいから2、3日後という時間を経て頭痛が起きる場合など様々です。痛みの特徴は、自律神経の走っているライン上に筋肉の硬直が見られます。

3)積み重ね爆発の起き方(複合型タイプ)


1と2を兼ね備えたタイプの頭痛は、2パターンの頭痛の起き方をします。ちょっと頑張って大掃除をやった場合やいつもやらない作業をやった場合に、1のパターンで肩が凝って来て頭痛が出て来ます。この場合、市販の頭痛薬で治ることが多いです。

しかし、肉体疲労が蓄積した状態で、精神的ショックが加わった場合には、大きい偏頭痛が出ることが多いです。寝不足が続いていて、誰かに何かを言われたときにドカ〜ンと起きます。また、仕事を夜遅くまで頑張っていて、パソコン作業も多くて目の疲れも限界点のときに、人事異動の知らせで納得できない職場を案内された場合、「くそったれ」という感情が引き金で自律神経が発動スイッチになり頭痛が爆発して来ます。これは、もう寝込むしかありません。

では、ビデオで頭痛の起きる仕組みを図式で詳しく説明しましょう。(4分35秒)

頭痛は、その人の生き方の表れです。

頭痛が起きるパターンを追求していくと、その人の「生き方」「考え方」「テーマ」が見えて来ます。例えば、人間関係をいつも気にして生きている人だとか、集中力がすごくて何かに没頭したら時間も忘れるぐらいにできちゃう人だとか、自分をダメな人間だと決めつけるクセの考え方を持っているとか、外では、気楽そうだけど演技をしすぎて疲れちゃっているとかが見えて来ます。

頭痛は、頭の痛みですが、原因の根っこは、そうゆうところにあったりします。頭痛のメッセージを受け取って、その人が、その人らしく生きていくために、「どんな生き方」「どんな仕事」「どんな目的」「どんな生活スタイル」が適っているのか?を研究していくと、自分という人間の特徴がわかってくるでしょう。

頭痛とは、心の叫びであり、生き方の表れです。