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長いトンネルの向こうに おだやかな青空があります。
苦しみの中にいる「あの日」の君へ
僕は、ベルトコンベアに乗せられて普通の人間になるのがイヤでした。
みんながコピー人間に見えて、生きている価値を感じられませんでした。
「このままじゃゾンビになっちゃう」と思った僕は、
20代のある日、ギターを持って東京に家出をしました。
普通の大人になるのがイヤで、隣の人と同じような人生になるのが、
どうしてもイヤではぐれてきました。ネクタイをしめて、真面目に生きる僕を親は求めていたんですが、僕は、逃げるようにして家を出ました。
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東京、孤独な夜を越えて
東京では、いっぱいアルバイトをしました。歌舞伎町のレストランのホールスタッフもやりました。フロムエーで探して、時給が良かったから決めました。劇団をやっている人、モデルを目指している人、お笑い芸人を目指している人などいっぱい夢追い人がいました。僕は、いつの間にか心がしおれて、東京のエネルギッシュなまちの勢いにやられて、ゾンビみたいになっちゃいました。
「本当の自分」を掴みたくてとりあえず音楽をやってみたかっただけなのです。とにかく「型にはまった生き方」を壊したかった。誰とも違うオリジナルな仕事を手にしたかったんです。もがきまくりました。
迷いの中に「光」が降ってくる
僕はその日、東京 荻窪駅のルミネの前で路上ライブをやっていました。
「日だまりに生まれた恋」という新曲を精一杯に歌っていました。
目を閉じて、星空に向かって声高らかに歌っていました。
目を開けると、知らないおじさんが立っていました。その人はサギ師でした。
僕はアルバイトで貯めた100万円のお金を失い、故郷に帰ることになりました。途方に暮れて、部屋の明かりを消して毎日寝ていました。
「もうダメだな。俺の人生」
と思いました。現実がイヤだから目を閉じて眠り続けました。「なんのために生まれてきたのか?」「今さら会社員もやれないし、何をやって生きて行こうか?」ずっと悩みました。10年間も納得のいかない本当の自分じゃないワザとらしい毎日が続きました。
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オリジナル人生への脱出
やがて整体の道へ進むことになったのですが、歌と同じように特徴のないどこでもいるような整体師になってしまいました。人が全然来なくて悩みました。ロック魂がどっかに行っちゃったのか?また施術ベッドの上で眠り続けました。さらに6年間、生きていても仕方のない毎日を過ごしました。
しかし、ついに僕は辿りつくのです。
僕が本当にやりたかった道に辿り着くのです。
夢を求めて純粋に生きる人に「生きる勇気」をプレゼントする仕事です。
「頭痛治療家」の道を切り拓くことになったのです。
あの日、家出をして、音楽をやって、アルバイトをして、サギ師にだまされて、親に迷惑をかけて、お金がなくて・・・全てが無駄だと思った人生が変わりました。
ありがとうございます。マイ人生!!!
もし、あなたが道に迷っているなら「必ず出口があるから大丈夫!」と言ってあげたいです。そして、いつも雲の上に青空があることを信じてほしい。
最後に僕が東京へ家出するときに自分に誓った歌をプレゼントします。
「雲ひとつない空」という曲です。
迷い断つ心 勇気もそこに
ありふれた空 流れてゆく
そして、二つに割れた光は
遠くへ向かい何もかも見えない
このまま自由をあきらめない瞳で
震えた翼 雲ひとつない空へ
君の勇気はやがて孤を描く
過ぎし過去も映せねくらい
美わしい窓辺
光をすべて今この手に
長いトンネルを抜けたらそこに
おだやかな空 明日が見える
こんなに小さな命のために
へばりつきたい夜を越えて・・・
このまま自由をあきらめない瞳で
震えた翼 雲ひとつない空へ
君の勇気はやがて孤を描く
過ぎし過去も映せねくらい
美わしい窓辺
光をすべて今この手に
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皆さんの人生が、光り輝くオリジナル人生でありますように!
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