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お墓に関するQ&A どうしてお墓は必要なの?

どうしてお墓は必要なの?

広島県廿日市、宮島墓苑内にある石材店、十和石材です。
スタッフがお墓にまつわる疑問やお悩みにお答えしていきます。

お墓は気兼ねなく故人に会える“公の場(パブリックスペース)”だからです

近頃、特に熟年のご夫婦で、連れ合いを亡くされた方に多いのが
遺骨を仏壇の上に置いたまま、「まだどうしても踏ん切りがつかなくて…」と、お墓に安置されない方。四十九日法要はもとより、一周忌を過ぎても「離れたくない」とおっしゃる方をお見受けします。夫婦の固い絆を感じ、ご心情は痛いほどお察しするのですが、よくお考えになられてみてください。

仮に、その方がご主人であられたとしましょう。
最高のご主人であり、最高の父であり、同時に社会的にも最高の上司、
先輩、先生、仲間であられたはずです。
きっとお身内以外にも「お世話になりました…」と、お花やお線香をお供えしたいとお考えの方がいらっしゃるはず。
もちろん、お仏壇があればお住まいを訪問されてご供養いただければそれで良いのでしょうが、なかなかご自宅にお邪魔するのは気が引けるものです。

しかし、お墓があれば(その場所さえ知っていれば)、いつ何時、誰はばかることなく故人に感謝の意をたむけることができます。
そういった意味からも、お墓は“パブリックスペース=公の場”でもあるわけです。

『仏説阿弥陀経』の中に出てくる「倶会一処(くえいっしょ)」という言葉があります。
これは「共に同じところに集う」という意味です。
ご家族やお身内のみならず、生ける方、浄土にある方、ご縁のある方すべてに対して通ずる言葉と思います。
生けるものの努めとして、「またお会いできる場所」を備えることも
大事なことであると思います。

広島のお墓の相談は廿日市の「十和石材」へ
TEL 0829-56-1749(9:00~17:00 水曜定休


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