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有明月。の第四十四首

第四十四首
冷めぬまま空が大地を刺してゆく
透きとおるよな有明の月
─── 音無桜花

2023.08.04.
大暑の朝に


スーパームーンから2日経った朝。
南の空には有明月が浮かんでいました。
昼間の日差しと裏腹な、透きとおるような白い月です。

北東の方角からは夏の盛りの朝日が昇ってきています。今日も暑い一日になりそうです。

夜明け頃になると鷺類や鵜の群れが営巣地から餌場の川へと集まって来ます。
若鳥の姿が増えたのでしょう、春頃より多くの水鳥が川魚を狙っています。

毎朝、次々と飛来する群れの姿を見上げながらウォーキングをしています。

暦もすでに大暑の末候。
今朝は空気に秋の色が僅かに感じられました。
暑さ厳しい中にも、季節の移ろいはしっかり刻まれているようです。


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