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家出前の準備

閲覧ありがとうございます!
今日は、家族にバレることなく、住み込みバイトを軸として家を出るために行った準備について残そうと思います。
この情報が誰かの役に立てばいいな…

1.前提

・貯金:30万円程度 半月ほどパートをして貯めました
・自分で自由に使える車を所持
・家族は朝出かけ、夕方以降まで帰ってこない
 私の通っていた高校はバイト禁止だったのと、大学生になってからのバイトで稼ぐお金は、出ていくお金とほぼ同額だったため、大して貯金できず。
休学期間に時給1000円のパートを7h/日×週3~4日して貯めました。
意識して貯金していたわけでもなく、月の出費を給料の半分くらいにしておけばいいだろう…なんて甘い認識で過ごしていました。家出することになると思っていなかったので…笑
 車は親のおさがりです。やはり公共交通機関だけでは荷物の持ち運びに限界がありますよね。私は運がよかったな、と思います。車に荷物を隠しておけたので…。

2.利用したサービス

・住み込みバイトの求人サイト
 ”リゾートバイト”と検索すれば、いろいろな会社名が出てきます。
 とりあえずいくつか新規登録して、あとは電話口の雰囲気で決めました。
 私が実際にお世話になったのは、”アルファリゾート”さんです
 →リゾートバイトならアルファリゾート【https://www.a-resort.jp/
・郵便局の転送サービス
 "郵便局 転送"と検索すれば間違いなく一番上に出てきます。
 ただ、窓口まで行くのは時間が惜しいので、私は”e転居”を利用し、実家の住所に送られてくる配送物を、住み込み先の寮に届くよう申請しました。
・荷物一時預かりサービス
 住み込み先に持っていく荷物を先に送りたい。だけど一度に持っていける量には限りがある。そこで利用したのが、”サマリーポケット”さんでした。
→サマリーポケット【https://pocket.sumally.com/
 細かくここで説明するより、公式サイトを見ていただいたほうが分かりやすいです!とりあえず、出費を抑えつつ荷物を預かってもらえる。その管理をアプリで簡単にできる、という面倒な手続き嫌いの人にぴったりなサービスだと思っています…実際かなり助かりました。
 荷物の保存状態も非常に良いです。ダンボールの強度もかなりしっかりしています。しばらく長い間預けていても、金銭的負担は少なかったです。

3.実際の流れ

上記の前提、サービスを利用しながら、親との連絡手段を完全に断ち、家を出るまでの流れです。

・リゾートバイトを探す
 求人情報を見ながら、バイトを探します。求人サイトに登録すれば、自分の履歴書に合わせて求人が何件かメールで送られてきます。
 交通費は基本的に全額支給されるため、あとは住み込み寮の環境(個人寮、相部屋、風呂トイレが個人か共有か、キッチンの有無、職場からの距離、周辺環境……)や、仕事内容、給料等を見ながら、気になる案件について詳細を電話で聞く…といった流れでした。私はそれらの項目の他に、担当者の雰囲気を重要視していました。

・郵便局の転送サービスに登録する
 住み込み先が決まれば、まず実家に送られる荷物が寮に届くよう、転送届けを出します。これは完全に親から居場所を隠すために必要なことです。また、申請から実際に転送されるのに一週間ほどかかるため、出来るだけ早めに行ったほうが良いと思います。
 家出し、離縁を目指すのであれば、現住所がバレるのは避けないといけません。親が追いかけてきて何をされるかわかったものじゃないので…
 ただ、しばらくしてからこの転送サービスを逆利用され、父親から私のもとに手紙が届く事態が発生するんですけどね。笑

・持っていく荷物を預ける
 住み込みバイトは、まず移動日に色々な説明を聞きながら職場の中や寮を歩きます。その時大荷物だとかなり不便でした。(経験談) なので手荷物1つとスーツケース1つ程度にまとめると良いです。本当に。
 ただ、生活用品など、これから先持ち出した荷物で行きていくことになるので、ダンボール二箱くらいになってもおかしく有りません。服など1から買い直すわけにいきません。オールシーズンの服、大切な物など…私は大きいダンボール2つくらいまで荷物が増えました。
 そこで、移動日が決定したら、逆算して家を出る前に荷物を預けていました。荷物を預かってもらうには、
”専用のダンボールを取り寄せる”→”集荷依頼を出す”という過程が必要になります。うまく自分の計画にあわせ、余裕を持って用意してくださいね。

・自分名義の全国銀行口座、格安スマホを契約する
 住み込みバイトは全国各地に求人があります。一定の地域を指定して探すことも勿論可能ですが、地方銀行よりは、よく名前を聞くような全国銀行口座を一つ持っておくと便利です。私は地方銀行をすべて解約し、全国銀行口座に全て移しました。給料などもそこに振り込まれ、引き落としもそこから行われるようにしてあります。余裕が出たら貯金用に口座を作るつもりです。
 また、今後親と連絡を取るつもりは全く無いため、自分名義でスマートフォンを契約しました。自分の経済状況にあわせ、色々な手段で親の知らない連絡手段を持つことは可能かと思います。格安スマホの他に、本体を中古ショップで購入し、SIMカードだけ契約する手段や、ポケットWiFiを契約し、スマホは契約しないなど、検索すればハウツーが書かれたサイトがたくさん出てきますので、暇なときに見てみてください。

・書き置きを残す
 いくら成人していても、突然行方をくらませれば、警察が捜査に乗り出します。見つかればほぼ強制的に家族とコンタクトをとることになってしまうので、捜査願いが出されないような書き置きを残したほうが良いです。
 ポイントは
・自分の意志で家を出ること(誘拐など犯罪に巻き込まれたわけではない)
・自殺するつもりはないこと(精神的に正常な判断ができないわけではない)
・日付、ハンコ 手紙は手書き(第三者が捏造したものではない)
この3つらしいです。( )内を証明するためのポイントですね

4.まとめ

私が家出する際に気をつけたのは、
・親に家出先の住所がばれないこと
だけでした。そのためかなりコソコソと準備を進めていましたね。笑
色々と手間はかかりますが、全て楽しかったことを覚えています。
この情報が誰かの役に立ちますように。

ここまで読んでくださってありがとうございます。毒親育ちの自分に嘆くばかりだった人生から、少しずつ前を向けるようになりました。このnoteは、誰かが前を向くきっかけになればいいな、と思っています。もしよければ、また覗きに来てください!