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8 マルシェ・紙糸作り・流しこみ

いわてマルシェ2024(5月30日〜6月3日)@盛岡 カワトク

盛岡の百貨店カワトクで開催された「いわてマルシェ」で東山町の特産品を販売しました。
ちなみに、一関から盛岡までは車で1時間半程かかります。(意外と遠い…岩手大きい…!)

食品
工芸品

東山和紙を購入して頂いたお客さまに「何に使われるんですか?」と尋ねると、ドライフラワーの包装用、新調する名刺用、ヒンメリ作り、照明作り用に…と、その多様な用途に改めて和紙の可能性を感じました。和紙が好きな方々と交流し、活動を応援する声を多く頂けたことも嬉しかったです。

和紙以外にも、東山ブースではげいびりんご生産組合のリンゴジュース、合同会社田舎モノのエゴマ油、kaziyaのパン、パティスリーフジのお菓子、東山軒の和菓子、紫雲石硯、linestのクロモジでつくった化粧品…と盛りだくさんで販売しました。 

東山、岩手の特産品を深く知ることができた5日間でした。周りの出店も美味しそうなもの、素敵なものがいっぱいでついつい財布の紐が緩み…。

盛岡に来たからにはじゃじゃ麺と
冷麺は外せないし…


岩手に胃袋を掴まれた5日間でもありました!

紙糸作り

「紙布織」に使用する紙糸の作り方を教わりました。
紙布とはその名の通り、紙から作られた布のこと。和紙を細く切って撚った糸を横糸にして織ります。

紙糸の作り方

和紙は1cm程残して四つ折りにします
カッターで1.2mmほどの間隔の短冊状に切ります
(麺みたい)
濡れタオルにつつんで揉みます
もんだ和紙を開きます
(麺みたい)
さらに手で揉みます
指でよじって撚りをかけます
糸っぽくなってきた!
糸車でさらに撚りをかけます
地元のお母さん達が織をしている横で作業させてもらっています
紙糸完成

流しこみ

東山町の一大観光名所「猊鼻渓」のすぐそばにある和紙の店「紙すき館」

和紙製品の販売とともに和紙原料となる楮を栽培し、冬季には工房で和紙を漉いています。
こちらの紙すき館では、和紙絵を作る体験が出来ます。
が、人手不足もあり、繁忙期は体験まで手が回らなくなってしまうとお話を聞きました。そのための協力隊!ぜひお手伝いさせてください!ということで、まずは私が体験してみました。

網を張った木枠の中に、バケツの和紙原料(コウゾ)をカップで流し込み、下地になる白い紙を作る
好きな色の原料をカップで取って白い紙の上に流し込む。
お店の庭の花を摘んで入れることもできます。(季節限定!)
乾燥させると紙が白くなり、かなり印象が変わるので楽しみ
出来上がった和紙は、お店で天日乾燥して後日郵送されます。

お店のレジの裏でやっているのでわかりにくくて通り過ぎてしまう方も多いのかも。
素敵な体験なので、これから積極的にお手伝いに行ってもっと和紙の魅力が伝わるものにしたいな…と思いました。

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