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第38回根岸S(予想のポイント)

過去記事も参考になると思いますので、ご覧ください。

2年連続惜しい予想が続いているので、今年こそは的中させたいですね。


さて、過去記事の分も含めまして、根岸Sを予想する上でのポイントをまとめます。

1)前走距離
※以下データは10年以降の良・稍の12年分

パッと見距離短縮が優秀に見えます。
しかし、好走馬数でみると前走D1400m以下は7-10-7
D1600m以上だと4-2-5になります。
各距離の出走数と3着以内馬の前走距離を調べると以下のとおりです。

近年はD1600m以上組が増えつつありますが、D1400m以下の馬が3着以内に入らない年はありませんが、逆は何度もあります。
根岸Sは極端に荒れることが少ないレースで、6番人気以内で前走距離別成績を調べると以下のとおりです。

つまり、D1400m以下は出走頭数が多く、人気が無い実力の伴わない馬も多いということです。

ちなみに前走D1600m以上で根岸Sを勝った馬は以下の5頭で
<前走D1600m>
レモンポップ > フェブラリーS1着
モズアスコット > フェブラリーS1着
モーニン > フェブラリーS1着
ゴールスキー >フェブラリーS10着
※前走芝1600mのモズアスコットも次走フェブラリーS1着
<前走D1800m>
カフジテイク > フェブラリーS3着
5頭中4頭が次走フェブラリーSで3着以内です。
ゴールスキーはまだ根岸Sがレベルが低い時代というのと7歳馬という影響が大きいと思います。

なので、G1で好走するようなタイプでない限り前走D1600m以上から勝のは難しいと考えてよいと思います。

今年は正直レベルに疑問があるので、前走D1600m組は割引で考えて良い気がします。


2)年齢

若い馬が好成績なので瞬発型のレースです。

過去記事にも書いてますが、同じ東京ダートG3の武蔵野Sとレースラップ比較すると以下のとおりです。

テンの3Fは距離が長い武蔵野Sの方が速く、最後の3Fは根岸Sの方が速いです。つまり、スローの瞬発力戦と考えられます。
※なので距離短縮でも好走しやすいとも言えます。

3)好走条件
過去記事でも好走条件を紹介してますが、改良型今年バージョンを公開します。条件は以下のとおりです。
① 重賞で上がり3位以内(24か月)
② OP特別で上がり1位(12か月)
③ 明け4歳で古馬OPで上がり3位以内(前年6月以降)

<2023年>

1-4着馬が該当しています。
<2022年>

1着・3着・5着馬が該当しています。
2着馬のヘリオスはOP特別で逃げて上がり2位の実績ならありました。

この年が少し例外的なのは、ペースに要因があると思ってます。

22年は前半が34秒台で速く、後半は36.9という12年間で最も遅い上りの年です。※当然前後差も2.5と抜けて高い
極端な傾向の年だったと考えられます。

<2021年>

1-3着・5着馬が該当しています。

<2020年>

2-5着馬が該当しています。
1着馬は初ダートの馬です。

<2019年>

1-4着馬が該当しています。
<2017年>

1-5着馬が該当しています。

過去6年分ですが、1-3着馬はほぼ該当しています。


そして今年は以下のとおりです。

位置取りが10番手以下のグレー着色の該当例が多いです。
この場合は「ある条件」を満たさないと好走は難しいので、今年はこのデータからもレベルが低いと言えます。
ある条件は明日の最終予想時に公開します。

決め手に欠ける馬が多いので、先行して好走した馬も公開しておきます。


現時点で軸馬候補はアルファマムだと思っています。
理由は明日の最終予想で説明します。


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